斬新な試みが話題となったフランス映画『PLAY』が邦題『PLAY 25年分のラストシーン』として2020年6月5日(金)より全国順次公開されることが決定した。
画像: 25年間のホームビデオの映像から紡がれる“奇跡の映画”が公開

「観る人が同じように25年間を追体験してほしい」

物語が始まるのは1993年、パリ。両親からビデオカメラを贈られた13歳のマックスは、陽気で温かい家族の姿や友人たちとの日々を撮り始める。それは彼のライフワークともいえる趣味になっていった。それから25年後、38歳になったマックスは、撮りためた映像を振り返り、編集する。

そこにはいつも一緒に過ごしていた4人の仲間たちとの日々、そして彼のすべてが記録されていた。エマと初めて会った日のこと、仲間との夜遊び、旅行、サッカーW杯、ミレニアム、挫折、成功―― 素直になれず、大切なものを手放してしまったマックスは、新たに「映画」のラストシーンを準備する―。

本作では、1990年代から2010年代までの出来事を、25年にわたり撮り続けたホームビデオの映像をつないで振り返るという斬新な手法を採用。当時の時代の空気感をリアルに再現している。主演を務めるのは、人気コメディアン、マックス・ブーブリル。盟友アントニー・マルシアーノ監督のアイデアに惚れ込み、共同で脚本も手がけた。

「過去の映像をつなぐということは、単なる事実の羅列ではない。観る人が同じように25年間を追体験し、当時の自分に戻るような体験をしてほしかった」と監督は語っている。

あわせて解禁となったポスタービジュアルには、「青春を巻き戻せば、そこにはいつも君がいた」というコピーが添えられ、1994年、2000年、2015年、その時々で主人公マックスを囲む仲間たちとの写真が並ぶ。

この4人の仲間がまるで本当に成長していくかのような違和感のないキャストたちも本作のみどころの一つ。製作陣がフランス全国を探し回り、10代、20代、30代それぞれを演じるキャストを9か月かけて選出したという。

ジャミロクワイの楽曲やフランスサッカーW杯といった1990年代の懐かしい出来事、21世紀へのカウントダウンなど、様々な出来事は今の時代を生きる我々にとっても共感度MAX。誰しも味わった経験があるだろう青春時代の“後悔”と向き合い、新たな一歩を「再生」する物語だ。

PLAY 25年分のラストシーン
2020年6/5(金)シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
配給:シンカ/アニモプロデュース 
©2018 CHAPTER 2 - MOONSHAKER II - MARS FILMS - FRANCE 2 CINÉMA - CHEZ WAM - LES PRODUCTIONS DU CHAMP POIRIER

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