「不滅の映画をみよう。」を合言葉に、配給会社とユーロスペースほか全国のミニシアターが取り組んでいるリバイバル企画「the アートシアター」。その第3弾として公開される『ポネット』の予告編が完成した。
画像: theアートシアターVol.3 『ポネット』4Kレストア版 予告編 youtu.be

theアートシアターVol.3 『ポネット』4Kレストア版 予告編

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画像: 母の死を受け入れられない少女に涙…『ポネット』予告編が公開

「よるくま」などで知られる絵本作家の酒井駒子氏からコメントが到着

本作は名匠ジャック・ドワイヨン監督の作品。1996年ヴェネチア国際映画祭で主演女優賞、1997年ニューヨーク批評家協会賞外国語映画賞と世界中の映画祭で絶賛を浴びた。

交通事故で母親を失った4歳の少女ポネット。突然の出来事にその死を受け入れられない。伯母の家に預けられ新たな生活が始まるが、ひたすら母の帰りを信じ、祈り続ける。そんな少女に周りの大人たちは「死」を教えようとするが、ポネットはますます自分の世界に閉じこもる…。

公開された予告編では、パパからママの死を知らされる冒頭から、伯母や従弟にやさしく見守られながらも、ただ、ただママを待ち続けるポネットの姿が描かれていく。

生き返ると教えてもらったおまじないを唱え、神に祈り・・・。必死でママのいないさみしさに耐えようとする姿には、誰もが思わず「抱きしめてあげたい」という衝動に駆られる映像だ。

また、予告編の完成に合わせて、「よるくま」などの著作で知られる絵本作家の酒井駒子氏から本作へのコメントが到着した。

小さな人の、寄る辺なさ、心もとなさ。
その気持ちが、そのままに映し出されていて、
驚く。揺れる重たげな頭や、ぎこちなく跳ねる手足や、温もった匂いまで。
世界が遠かった頃に、胸がきゅっとなる。
酒井駒子(絵本作家)

ポネット
2020年5月下旬より、ユーロスペース他にて全国順次公開
配給:アイ・ヴィー・シー
© 1996 StudioCanal – Les Films Alain Sarde – Rhône Alpes Cinéma

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