『犬鳴村』のヒットが記憶に新しい三吉彩花、『燃えよ剣』、『461個のおべんとう』の公開を控える阿部純子の2人がW主演を務める映画『Daughters』(ドーターズ)が2020年9月18日(金)に公開決定。あわせて本作のポスタービジュアル、追加キャストが発表された。

「tiit tokyo(ティート トウキョウ)」が初の試みとして劇中の全衣装を監修

本作は、東京・中目黒を舞台に、ルームシェア生活を送る2人の女性を描くヒューマンドラマ。妊娠そしてシングルマザーとして出産するという人生の決断を通して、友情、仕事、家族、過去への固執と現実など、現代の女性の揺れ動く心情にフォーカスしていく。

脚本・監督を務めるのは、本作が初の長編作品となるファッションイベント演出家・映像作家の津田 肇。三吉彩花、阿部純子の2人がW主演し、仕事も遊びも充実した毎日を送る27歳の親友同士を瑞々しく演じる。

中目黒。桜が並ぶ川沿いのマンションの1室で暮らす友人同士の小春(三吉彩花)と彩乃(阿部純子)。共に27才。ライフスタイルの似ている二人は、よく働き、よく遊び、自由を謳歌したルームシェア生活を送っていた。そんな生活に、変化が訪れる。突然、彩乃からの妊娠の告白。そして、父親のわからないその子供を、産む決意をする彩乃。楽しかった二人だけの生活は、少しずつ変わっていく。過去を振り返りながらも変化を受け入れる彼女達を、小春側の視点で描く、苦くも美しい10ヶ月の物語。

三吉彩花、阿部純子のほか、小春が旅先の沖縄で出会う桜木智子役に黒谷友香、彩乃の祖母・茂代役に大方斐紗子、彩乃の父親・宏忠役に鶴見辰吾、彩乃が通う産婦人科医・永井香役に大塚寧々といった実力派のキャストたちが勢揃いした。

画像1: 「tiit tokyo(ティート トウキョウ)」が初の試みとして劇中の全衣装を監修
画像2: 「tiit tokyo(ティート トウキョウ)」が初の試みとして劇中の全衣装を監修

このたび解禁されたビジュアルは、ふたりの主人公、小春(三吉彩花)と彩乃(阿部純子)が寝そべる姿を捉えたもの。繊細なデザインや色使い、そして独特の世界観で人気のファッションブランド「tiit tokyo(ティート トウキョウ)」が、初の試みとしてファッションディレクションとして劇中の全衣装を監修しているのも話題を呼んでいる。

Girls Award、BEAUTYCONの演出を手掛けるなど、ファッション・コスメ界において気鋭のイベントクリエイターである津田監督ならではの、絵画のように美しい四季折々の映像と丁寧な描写にも注目。スタイリストは同ブランドのショースタイリングを長年手がける町野泉美が担当している。

■監督 津田肇(つだ はじめ)コメント

この映画は「人間の生活の変化」を一つの主題として描いた作品ですが、新型コロナウイルスの感染拡大によって訪れたこの大きなうねりの前で、芸術や娯楽というものは「安定した生活」の上で成り立っているものだという事実を改めて痛感しています。
そんな時世でも、映画館が再開しはじめ、これから公開されていくであろうたくさんの作品とともに、「映画を観る」という日常が生活の中に戻ってくることを祈るしかありません。
四季折々の情景とともに一つ屋根の下に住む二人を紡いだ『Daughters』の100分間が、長きにわたる「STAY HOME」によっていつの間にか過ぎ去ってしまった季節、そばにいる人との日々を思い起こし、ほんの一時でもこのうねりを忘れられるような時間になることを願っています。

■プロデューサー 伊藤主税(いとう ちから)コメント

映画『Daughters』は津田監督の強い想いと共に長い年月をかけて準備し、劇場で上映すべく、旧知の仲間であるスタッフ、キャストのクリエティブを結集させた、かけがえのない作品です。
劇場公開の是非については、新型コロナウイルスによる社会情勢や影響から意見交換を重ねてきましたが、今作に関わる皆さまの願い、希望を込めて「9月18日」を目指す事となりました。
劇場公開日まで試行錯誤しながら、一人でも多くの方に観て頂ける様に尽力致します。どうぞ応援の程よろしくお願い致します。

Daughters
2020年9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:イオンエンターテイメント・Atemo
©「Daughters」製作委員会

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