ディズニー・アニメーションのヒットメーカー、クリス・サンダースが実写映画
『野性の呼び声』は、アメリカを代表する作家、ジャック・ロンドンが1903年に発表した冒険小説が原作。これまで数え切れないほど映像化されてきたが、ディズニー・アニメーション『アラジン』や『ライオン・キング』などを担当したクリス・サンダースが、映画史上初めて全編を通して実写映像化したスペクタクル・アドベンチャー。原作の「野性の呼び声」は、世界47ヶ国語で翻訳され、今でもアメリカの小・中学校の教科書に掲載されるなど、100年以上にわたって愛され続けている名作小説だ。
この度解禁された初公開を含む映像では、ハリソン・フォードの相棒であるバックのモデルとなった犬との出会いについて、クリス・サンダース監督が語っている。
映画製作当初、制作陣はバックをいちからCGで作りあげる予定だった。しかし原作にあるセントバーナードとファーム・コリーとの交配種は、表情を読み取るのが難しく、毛の色も夜になると判別が難しいなどの困難が訪れた。そこで監督の妻であるジェシカが、ウェブでセントバーナードとシェパードの交配種と記載された一匹の犬を発見。
この犬は原作のイメージに非常に近く、「バックリー」という名前で運命的な出会いだった。バックリーは撮影クルーにも気に入られたため、予定を変更し、バックリーをモデルに「バック」を作り上げた。
主人公ソーントンを演じたのは、『スター・ウォーズ』シリーズのハン・ソロをはじめ、『インディ・ジョーンズ』シリーズの主役の考古学者など、これまでも数々のカリスマ的ヒーローを演じてきた、ハリソン・フォード。人生の年輪を感じさせる芳醇な人間味が、“孤高の男”ソーントンを味わい深く表現している。また、ソーントン“最強の相棒”である名犬バックの、モーションキャプチャ技術を駆使して生命が吹き込まれたリアルな動きと人間らしい表情も大きな見どころ。本能のまま雪山を駆け抜ける姿はもちろん、思わずクスッとしてしまう、バックの愛らしい仕草もお楽しみだ。
ウォルト・ディズニーが贈る『野性の呼び声』は2020年6月17日(水)に先行デジタル配信開始、7月3日(金)にブルーレイ+DVDセットと4K UHDで発売される。
『野性の呼び声』
6月17日(水)先行デジタル配信開始
7月3日(金)ブルーレイ+DVDセット発売
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発売:ウォルト・ディズニー・ジャパン