新型コロナウイルスの感染状況ならびに新型コロナウイルス感染症対策本部において示された方針等に鑑み、 公開の延期が発表されていた『アンティークの祝祭』の公開日が2020年6月5日(金)に決定した。
画像: 『アンティークの祝祭』日本版予告編|2020.6.5(金)公開 www.youtube.com

『アンティークの祝祭』日本版予告編|2020.6.5(金)公開

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アンティークを処分することで浮かび上がる「劇的な人生」

本作は“フランス映画界の至宝”と言われる世界的大女優のカトリーヌ ・ドヌーヴが実娘のキアラ・マストロヤンニと母娘役で共演を果たした話題作。

「今日が私の最期の日」…ある朝、そう確信したクレール(C・ドヌーヴ)は、からくり人形、仕
掛け時計、肖像画など長年かけて集めてきたアンティークの数々を売って処分することに。

売り出されたアンティークたちは、彼女の劇的な生きざまの断片であり、切なく悲劇的な記憶を鮮明に蘇らせるものでもあった。一方、疎遠になっていた娘マリー(C・マストロヤンニ)は、母のこの奇妙な行動を聞きつけ20 年ぶりに帰ってくる――。

監督は『やさしい嘘』(03)、『パパの木』(10)などのジュリー・ベルトゥチェリ。自身の終焉を察した主人公が、半生を共にしてきたアンティークを処分することで浮かび上がる「劇的な人生」と「本当に遺したい思い」を、女流監督らしい繊細でしなやかな視点で描き出す。

自然豊かなロケーションに、ティファニーやバカラなどの高級アンティークが数多く登場し、ドヌーヴの毅然とした美しさが映える1作。アンティークが見つめ続けた波瀾万丈な人生、その最期の日を鮮やかに締めくくる感動の人間ドラマだ。

アンティークの祝祭
2020年6月5日(金) よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
配給:キノフィルムズ/木下グループ
©Les Films du Poisson - France 2 Cinéma - Uccelli Production – Pictanovo

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