一番印象に残っているのは「カーチェイスのシーン」
昨年のカンヌ映画祭で上映されるやいなや観客たちを熱狂の渦に巻き込んだ本作は、その勢いのまま本国で劇場公開されると興⾏収⼊ランキング初登場NO.1を記録。
最終的には観客動員数300万⼈を超え、近年の韓国映画界にあってヴァイオレンス・アクション映画としては異例の大ヒット。シルヴェスター・スタローンによるハリウッドリメイクまで決定したことも話題を呼んでいる。
凶悪なヤクザのボス、チャン・ドンスがある夜何者かにめった刺しにされるところから物語は始まる。事件の捜査にあたるのは、署内でも問題刑事として知られるチョン刑事。奇跡的に一命をとりとめたドンスとチョン刑事はともに共闘して犯人を追い詰めることに・・・。
このたび解禁された予告編では、「俺を怒らせたら報いを受ける。誰であろうと責任を取らせる」と豪語する、凶暴なヤクザの組長チャン・ドンス(マ・ドンソク)の姿がまず映し出される。
だがある夜、彼は一人きりになったところを何者かにめった刺しにされてしまう。何とか一命を取り留めた組長だったが、メンツは丸つぶれ…。手下を使い犯人探しに動き出す中、ある日病床に“暴力刑事”として名高いチョン刑事(キム・ムヨル)が訪れて、「お前を襲った男は無差別殺人犯だ」と明かされる。
そして、お互いの利害が一致した悪名高い二人。「ヤクザと刑事で殺人鬼退治といこうか」と異色の合同捜査チームが結成される!
公道カーチェイス、街・アジトで喧嘩アクション、宴席を囲んだ相手に張り手三連発など、どんな手を尽くしてでも犯人を捕まえようとする、ヴァイオレンス捜査劇が予告編で紐解かれている。
最後に、不適に笑うマ・ドンソクの表情は何を意図しているのか。続く本編の内容が気になる予告編となっている。
主演を務めたマ・ドンソクは一番印象に残っているシーンについて「カーチェイスのシーンですね。公道でのカーチェイスを撮影するのはとても大変でしたし、スタントチームも撮影チームも特に苦労した現場だったと思います。でもその甲斐あって出来上がりは素晴らしいものでした」とコメント。迫力満点な“公道カーチェイス”は予告編でも垣間見る事が出来る。
悪人伝
2020年7月17日(金)シネマート新宿ほかにて公開
配給:クロックワークス
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