当初は5月下旬公開予定だったが緊急事態宣言による休業要請により延期となっていた映画『ポネット』の初日が2020年6月27日(土)に決定した。
画像: theアートシアターVol.3 『ポネット』4Kレストア版 予告編 www.youtube.com

theアートシアターVol.3 『ポネット』4Kレストア版 予告編

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本作は交通事故で母親を失い、突然の出来事にその死を受け入れられない4歳の少女ポネットの姿を描く感動作。主演の少女ヴィクトワール・ティヴィソルの真に迫る演技が評判を呼び、1996年ヴェネチア国際映画祭主演女優賞受賞という快挙を成し遂げた。

1997年のロードショーでは、メイン館で今では考えられない33週のロングラン。12万8000人の動員を記録して、1館で興行収入2億円を超える大ヒットとなった。

今回は「不滅の映画をみよう。」を合言葉に、配給会社とユーロスペースほか全国のミニシアターが取り組んでいるリバイバル企画【the アートシアター】の第三弾作品としてリバイバル公開するもの。改めての初日決定にあたって以下のようなメッセージも出されている。

映画館が閉まっている間、「映画とは、なんなのか?」と考えた方も多いのではないでしょうか。映画に携わるものとして、立ち止まって考える時間にもなりました。
映画館で多くの観客と一緒にスクリーンを見上げ、映画をみる。日常だったことが、どんなに幸せなことだったのかを、失って初めて知ることになりました。本作『ポネット』で描かれるのは、母親/大切な人を亡くすという誰もが経験しうる哀しみ、そして誰もが持ちうる希望です。
【the アートシアター】 不滅の映画をみよう。今だからこそ、映画館でご覧いただければ幸いです。万全の対策をとりまして、お待ちしております。

公開館のユーロスペースは、4月8日(水)から53日間休業し、6月1日(月)より営業を再開している。

ポネット
2020年6/27(土)より、ユーロスペース他にて全国順次公開
配給:アイ・ヴィー・シー
© 1996 StudioCanal – Les Films Alain Sarde – Rhône Alpes Cinéma

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