新型コロナウィルスの影響で公開延期になっていた音楽ドキュメンタリー映画『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』が2020年8月7日(金)より公開決定。あわせて予告編も解禁された。
「ラジオから曲が流れてきた。ギターのね。あれですべてが変わった」
1958年にリリースされたある曲が、世界を揺るがした。タイトルは「ランブル」。インディアンの血をひくリンク・レイによる、この攻撃的なギターサウンドは物議を醸し、歌詞のないインスト曲にも関わらず“少年犯罪を助長する”という理由で放送禁止となったが、この曲なくしてはレッド・ゼペリンもザ・フーもパンクもメタルも生まれなかったと言われている。
本作は、この「ランブル」を皮切りに、インディアン・ミュージックがロックのみならずジャズ、ブルーズ、フォーク、ファンクとあらゆる音楽ジャンルにいかに影響を与えてきたか、そしてこのアメリカ先住民たちの豊かな音楽がポピュラーミュージックの歴史からいかに抹殺されていったかを初めて明らかにした感動的な音楽ドキュメンタリーだ。
このたび解禁された予告編は、自らも先住民の血を引く元ザ・バンドのロビー・ロバートソンが「ラジオから曲が流れてきた。ギターのね。あれですべてが変わった」と語る映像から始まる。
さらにマーティン・スコセッシ監督、イギー・ポップ、スティーヴン・タイラー(エアロスミス)といった業界を代表する錚々たる顔ぶれが登場。彼らのインタビューを通して、アメリカ先住民たちの音楽の“失われた歴史”を巡る壮大な旅が垣間見られる映像となっている。
ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち
2020年8月7日(金)より渋谷ホワイト シネクイントにて公開、他全国順次公開
配給:マーメイドフィルム、コピアポア・フィルム
© Rezolution Pictures (RUMBLE) Inc.
Photo by Bruce Steinberg, Courtesy of linkwray.com