物語の舞台は昏睡状態の人間の脳が作り上げた記憶の世界
レオナルド・ディカプリオ主演、クリストファー・ノーラン監督による『インセプション』は人の夢の世界に入り込み、そのアイデアを盗むという危険なミッションを、斬新な映像で描いたSFアクション。『アンチグラビティ』は、最新鋭のVFX映像と設定からロシア版『インセプション』と注目を浴びた新時代のSFアクションだ。
物語は、事故に遭った男が目を覚ますところから始まる。男の目の間に広がるのは異様な世界。あらゆる建物や地面が、重力を無視して浮遊しているのだ。記憶も失った男が呆然としていると、突如得体の知れない黒い怪物が襲い掛かって来る。
間一髪で何者かに助けられた男は、ヤンという男が率いる彼らの住処に案内される。そして、ここは昏睡状態の人間たちが暮らす脳内の世界だと知らされる。男と同じく、彼らもまた現実世界では昏睡状態だというのだ。
この世界の時間の流れは現実世界の100倍遅く、昏睡状態から目覚めるまで抜け出せない。さらに、“死に神(リーパー)”と呼ばれる怪物が彼らを襲う。いつか目覚める事を信じて、永遠に近い時間をリーパーと戦い続けなければならなかった。
一方ヤンは、この世界にリーパーのいない島があると信じていた。そして、男がその場所を知っているというが―。
監督を務めるのはニキータ・アルグノフ。浅野忠信主演『モンゴル』や『パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け』などの特殊効果を手掛け、『ガーディアンズ』ではクリエイティブ・プロデューサーを担った。
本作では監督に加え脚本も手掛け、ロシアで800万人を動員した大ヒット作品『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』のプロデューサー陣と共に、斬新な世界観・ストーリーとハイクオリティVFXを見事に融合させた。
驚愕の異次元空間を作り上げたVFXチームは『LOGAN ローガン』『ポンペイ』『ベン・ハー』等のハリウッド作品や、『ワールドエンド』『ガーディアンズ』等ロシア製作の超大作を手掛けたスタッフが集結した。
アンチグラビティ
2020年7月3日(金)より、 ヒューマントラストシネマ渋谷・アップリンク吉祥寺・イオンシネマ板橋ほか全国のイオンシネマにてロードショー
配給:アルバトロス・フィルム
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