『ジ・アリンズ』『めだまろん』など追加上映作品も発表
予告編では、いきなり爆発から始まる音楽映画らしからぬオープニングから、今回上映される多種多様な作品のLIVEシーン、インタビューシーンがこれでもかと詰め込まれ、目を凝らしてよく見るとザ・ランナウェイズの来日シーンや、マイケル・J・フォックスの姿などもみつけることができる。
また、あらたに解禁された第2弾キービジュアルでは、『デソレーション・センター』の殺伐とした夜の砂漠でのLIVEシーンを使用した異様な雰囲気を漂わせるアンダーグラウンド感全開のアートワークが完成。〈UNDERDOCS(アンダードックス)〉という企画の特殊さを浮き彫りにした、こだわりの強いデザインになっている。
そして今回追加発表された作品も個性豊か。「ロック史上もっとも見事な変質者」と評され、究極の破滅型ヴォーカリストとしてその名を全世界に轟かせた故GGアリンの兄のマール・アリンと母親アリータの一家がたくましく強く生きる模様を描いた、<家族の物語>というまさかの感動のドキュメンタリー『ジ・アリンズ/愛すべき最高の家族』。
1985年~2001年に活動していた米国ロサンゼルスの女性4人組ロックバンド、L7の歴史を網羅したドキュメンタリー『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』。巨大な目玉のマスクに、タキシード。奇妙奇天烈な出で立ちで摩訶不思議な音楽を奏でる覆面アーティスト、ザ・レジデンツの結成40 周年を記念したツアーに密着した『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』。
モーターヘッドのレミー・キルミスターの生態をとらえることに世界で初めて成功した映画『極悪レミー』(2010年)のウェス・オーショスキー監督による、セックス・ピストルズ、ザ・クラッシュとともにロンドンの3大パンクバンドのひとつに数えられつつも長年無視されてきたパンクロックのパイオニア、ダムドの映画『地獄に堕ちた野郎ども』といったラインナップが加わっている。
アンダードックス
2020年秋、シネマート新宿/シネマート心斎橋にて開催
主催:エスピーオー/ビーズインターナショナル/キングレコード