あまりにも有名なヨーコ・オノ&ジョン・レノンのキスを模したシーン
本作は、ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイと、彼の音楽的才能を見出したロックシンガーのマイク・ナウメンコ、そしてその妻ナターシャの 3 人をモデルに、ペレストロイカ目前のレニングラードで純粋に“自由”と“音楽”を追い求めた若者達のひと夏を描く青春音楽映画。
T・レックス「Broken Hearted Blues」、トーキング・ヘッズ「サイコ・キラー」、イギー・ポップ「パッセンジャー」、ルー・リード「パーフェクト・デイ」、デヴィッド・ボウイ「すべての若き野郎ども」など 70‘s~80’s のロックシーンを代表する名曲の数々が劇中を彩り、ミュージカルとも MV ともとれる実にユニークでスタイリッシュな映像演出でカヴァーされる点も音楽ファン垂涎の見どころで、カンヌを始め世界中の映画・音楽ファンを大熱狂の渦に巻きこんだ。
このたび解禁となった特別映像は、誰もが経験し懐古するあの熱かった夏、そして誰もが憧れるひと夏の淡い恋を連想させるもの。
波打ち際ではしゃいだり、浜辺で歌う若者たちや、友達のようにふざけ合いながらも急接近する男女、暑さも吹き飛ばすようなライブシーンなど、夏を感じさせる場面がいくつも切り取られている。
さらに、あまりにも有名なヨーコ・オノ&ジョン・レノンのキスを模したシーンで締めくくられるラストカットに胸が高ぶり、夏が待ち遠しくなる映像となっている。
あわせて解禁となった第二弾ポスタービジュアルは、80 年代当時の色彩を著しく欠いたような旧ソ連の街頭風景に、自由なタッチでビビットピンクが塗られたデザイン。3 人の微妙な距離感が、ほのかにビターな恋も予感させるビジュアルとなっている。
さらにあわせて解禁となったメイキングは、ロシアの伝説的バンド「キノ」のヴォーカルであるヴィクトル・ツォイ(ユ・テオ)のライブシーン、酒を片手に電話 BOX にたたずむマイク(ローマン・ビールィク)や、楽屋でギター片手にタバコをふかすロックミュージシャンなどが切り取られ、モノクロのクラシックなかっこよさが際立った、まるでCD ジャケットのような写真となっている。
LETO -レト-
2020年7月24日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
配給:キノフィルムズ/木下グループ
© HYPE FILM, 2018