三つの面でのプレミアムを提供
全10スクリーンを備えたこの新劇場、TOHOシネマズのフラッグシアターである日比谷に導入され、好評を博すプレミアムシアターを二つのスクリーンに導入。さらに大迫力の轟音(ごうおん)を体感できるオリジナルのサウンドシステムを1スクリーンに導入した、他の映画館にはない極上の音響体験が味わえる個性的なシネコンだ。
まず、プレミアム・ラージ・フォーマット(TCX)、プレミアム・サウンド、プレミア ボックス シートという、壁いっぱいに広がる大画面、ハイレベルな音響、極上な時間を演出する座席と、三つの面でのプレミアムを提供してくれるTOHOシネマズ独自規格をWプレミアム・シアター(6番と10番)に導入。
6番シアターでは高解像度で音の再現ができるカスタムオーダーメイドのスピーカー『カスタム4wayハイコアキシャル』+『3way』 サラウンドの組み合わせを採用。高域から低域までコンサートホールのように繊細な音響体験を可能にしている。
10番シアターには日本で初というカスタムスピーカーによる立体音響システムDolby Atmosを導入し、6番同様カスタム4wayハイコアキシャルをステージスピーカーに、サラウンドスピーカーには天井まで含めハイパワーコアキシャルを採用。ハイクオリティーなサウンドがスクリーンの縦横を自由に動き回るという独自性を発揮し、圧倒的な音響を体感できる。
そして2番シアターではアイソバリック方式を採用したサブウーハーを、これも日本で初めて劇場に導入。この方式では通常のサブウーハーの1.5~2倍のパワーを発揮することも可能という。アクション映画の爆発音や銃撃音など、他の劇場では味わえない、空気がびりびり振動するようなサウンドシアターを実現している。
この3スクリーン以外もすべてのシアターでこだわりの音響設備が提供されるのがTOHOシネマズ池袋の大きな特徴。あくまで音響が売りということで、内装はまるで美術館のようにストレスフリーなシンプルさが心地よい。劇場前にはリニューアルされた中池袋公園があり、大規模なイベント開催も可能。この夏、注目の新名所Hareza池袋にぜひ一度足を運んで、最新映画をハイクオリティーな映画館で味わってみては?
撮影:大西基