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ハリー・キャラハン in「ダーティハリー」シリーズ(クリント・イーストウッド)
名台詞「やれよ、楽しませてくれ」
サンフランシスコ市警の刑事。腕はいいが、犯人逮捕のためなら上司の命令にも従わず、そのせいでしばしば誰もが嫌がるダーティな仕事を押し付けられる。カッコつけたセリフが多い皮肉屋だが、自分の信念は曲げない熱さを秘めている。愛用の銃は44マグナム。
忘れられない名場面はココ!
「ダーティハリー」(1971)
ハリーは昼食に行き、近くの銀行を強盗が狙っているのに気づくがホットドッグを注文、かぶりついた途端に強盗が発生するが、平然とモグモグしながら事件解決。クールすぎ!
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ターミネーター in「ターミネーター」シリーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)
名台詞「アイル・ビー・バック」
第1作では未来の世界を支配する人工知能が人間抹殺のため製造したアンドロイドだったが、第2作以降は改造されて人類の味方に。いかにも殺人機械らしいタフでクールな風貌と、そのルックスに似合わない人間以上の誠実さ、純粋さのカップリングが魅力。
忘れられない名場面はココ!
「ターミネーター2」(1991)
「ずっと一緒にいて」とすがるコナー少年に「人間がなぜ泣くか分かった」と言い、人類の未来を救うため、自ら溶鉱炉の中に身を沈めていく。自己犠牲が泣ける名シーン。
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アリス in「バイオハザード」シリーズ(ミラ・ジョヴォヴィッチ)
名台詞「私はアリス、これは私の物語」
驚異的な身体能力と格闘技能を持つ記憶喪失の女性。その驚愕の正体は「バイオハザード:ザ・ファイナル」で明かされる。巨大企業アンブレラ社の特殊工作員だったが、自社の陰謀を告発しようとする。ゾンビ蔓延後の世界では、人類の存続のために力を尽くす。
忘れられない名場面はココ!
「バイオハザード」(2002)
人工知能に、感染した仲間を殺せば脱出用パスワードを教えると言われたアリスは、斧を手に立ち、斧を振り上げて人工知能のモニターを叩き割る。アリスは仲間を裏切らない。
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アクセル・フォーリー in「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズ(エディー・マーフィー)
名台詞「勘が事件解決には最高の特効薬」
荒っぽい都市デトロイト市警の刑事アクセルは、上品なセレブの高級住宅街ビバリーヒルズにやってきても、ノリを変えない。頭の回転の速さと身の軽さとユーモア、そして早口で喋りまくるマシンガントークで相手を煙に巻くという得意技で、軽々と事件を解決!
忘れられない名場面はココ!
「ビバリーヒルズ・コップ」(1984)
容疑者が、高級ホテルで開催中の会員制クラブの朝食会へ。そこに入りたいアクセルは、厳しい受付を「交際相手に感染症の可能性を伝えたいゲイ」のフリをして見事に突破!
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スーパーマン in「スーパーマン」シリーズ(クリストファー・リーヴ)
名台詞「どうやら、スーパーマンの出番のようだ」
惑星崩壊寸前に小型ロケットで送り出された異星人の赤ん坊は、米カンザス州の善良な農場主夫婦に育てられ、自分の能力を地球の人々のために使うようになる。クリストファー・リーヴ版は、昨今のヒーローのようなトラウマとは無縁。強く正しい正義の味方だ。
忘れられない名場面はココ!
「スーパーマン」(1978)
スーパーマンがロイス・レインを抱えて夜空を飛ぶ場面のロマンチックさ、美しさ。スーパーヒーローがヒロインを抱えて飛行するのが定番になったのは、きっと本作のせい。
Photo by Silver Screen Collection/Getty Images, Photo by Stanley Bielecki Movie Collection/Getty Images
ロッキー・バルボア in「ロッキー」シリーズ(シルヴェスター・スタローン)
名台詞「俺は歌ったり踊ったりできないから」
1975年のフィラデルフィアで暮らす、ボクシングの素養はあるが普通の男、ロッキーは、ただひたすらに努力を重ね、世界最強のチャンピオンに立ち向かう。強烈なパンチを受けて何度も倒れるが、そのたびに立ち上がる。その不屈の姿はまさにヒーロー。
忘れられない名場面はココ!
「ロッキー」(1976)
15ラウンドやっと戦い抜き、アナウンサーに感想を聞かれてロッキーが叫ぶのは愛する人の名「エイドリアーン!」。観客に笑われても止めない。この一途さがロッキー!
Photo by United Artists/Getty Images
エレン・リプリー in「エイリアン」シリーズ(シガーニー・ウィーヴァー)
名台詞「このビッチ!」
宇宙貨物船の二等航海士リプリーは、極限状態に追い込まれ、自分の強さに目覚める。あの得体の知れない宇宙生命体エイリアンに遭遇したら、生き残るというだけで、もうヒーロー。しかしリプリーはそこにとどまらず、自らエイリアンに立ち向かっていく。
忘れられない名場面はココ!
「エイリアン2」(1986)
パワードスーツのような大型作業機械パワーローダーを装着し、ズシリと重い歩みを進め、クイーン・エイリアンに向かって言い放つ、「その子を離しな、このビッチ!」
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インディアナ・ジョーンズ in「インディ・ジョーンズ」シリーズ(ハリソン・フォード)
名台詞「ヘビは嫌いなんだ!」
財宝を求めて秘境を旅する冒険家にして、考古学者で大学教授。運動能力も知性も共に優秀な、第1作の1936年という時代通りの古典的ヒーローだけど、ハリソン・フォードが演じるからお茶目で現代的。ヘビが苦手で、女性には本当は純情というキャラも王道。
忘れられない名場面はココ!
「レイダース/失われたアーク〈聖櫃〉」(1981)
カイロでエジプト人たちに追われる中、インディの前に黒ずくめの男が登場、刀を振り回して大仰に構える。と、インディは構えもせずにピストルでズドン。カッコいい!
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ララ・クロフト in「トゥームレイダー」シリーズ(アンジェリーナ・ジョリー)
名台詞「私を撃てる?」
高い運動能力と深い考古学の知識を持つ、美貌のトレジャーハンター。普段はロンドンの豪邸に住む貴族で、亡父もトレジャーハンターだった。彼女の目的は金ではなく、栄光。自分の能力を駆使して、謎の秘宝をめぐる謎を解き、宝を手に入れることが好きなのだ。
忘れられない名場面はココ!
「トゥームレイダー」(2001)
全編ララ・クロフトの二丁拳銃アクション満載でオートバイでジャンプしながらの銃撃も最高。カンボジアの寺院では巨大な神像たちが動き出し、ララのアクションが冴え渡る。
Photo by Bob Penn/Sygma/Sygma via Getty Images, Photo by Mondadori via Getty Images
ジョン・マクレーン in「ダイ・ハード」シリーズ(ブルース・ウィリス)
名台詞「普通のクリスマスを過ごしたいもんだ」
飛行機が苦手で妻とは別居中の普通のNY市警の刑事。なのに、いつも自分より能力も武装も一段上の敵の集団と、たった一人で戦うはめになり、しかも絶対に諦めない。その心意気はまさにヒーロー。かなりヤバイ状況でもジョークばかり言う性格もいい感じ。
忘れられない名場面はココ!
「ダイ・ハード」(1988)
屋上にいたマクレーンは、給水ホースを胴体に巻きつけて飛び降り、間一髪で爆破を免れる。が、ガラス窓に激突、それを銃で撃って室内へ。危機また危機の連続に本領発揮!
Photo by 20th Century-Fox/Getty Images