本作は、世界的ベストセラー「アルプスの村の犬の少年」を実写映画化した『ベル&セバスチャン』(15)で映画監督として高く評価され、自身も冒険家であるニコラ・ヴァニエの最新作。
エミー賞を受賞したBBC ドキュメンタリーシリーズ「アースフライト 大空の冒険者たち」(11-12)や映画『WATARIDORI』(03)の制作にも関わった活動家クリスチャン・ムレクの実話をベースに創作された本作は、絶滅危惧種の渡り鳥を救うため、ノルウェーからフランスまで超軽量飛行機(ULM)を使って安全な渡りのルートを飛行するという驚くべき挑戦に挑む父と子の奇跡の旅を描いている。
このたび解禁されたのは、「一度は鳥のように空を飛んでみたい!」という夢を叶えるような光景を堪能できる驚異の映像。主人公の少年トマが鳥たちとともに「超軽量飛行機(ULM)」で飛行する映像がほぼCG 無しで撮影されており、その雄大な景色に目を奪われること必至だ。
主人公の少年トマを演じたルイ・バスケスは「超軽量飛行機(ULM)で飛ぶのは本当にすごいよ。誰でも経験できることじゃない。普段とは違う視点から景色を見られるんだ。クリスチャン・ムレクは優しくて必要なことを教えてくれるから、一緒に飛ぶと安心だし『ほら、家の上の草が見えただろう!』なんて説明してくれるんだ。とてもすばやく、静かに飛び立つんだ。それにカリガネたちと飛ぶのはとても面白くて、本当にすぐそばを飛んでいるんだ。鳥の動きが全部見られるんだよ。筋肉が動くのも。鳥のすることが全部見えるんだ!」と興奮気味に、鳥と共に飛んだ時の印象を語っている。
グランド・ジャーニー
2020年7月23日(木・祝) 新宿バルト9ほか全国ロードショー
配給:クロックワークス
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