PROFILE
中田海斗
スケートシーンの一翼を担うスケートボーダーであり、スケーター・タレントとしての認知も高まる
佐川 涼
世界最高峰の大会「FISE WORLDSERIES HIROSHIMA 2019」スケートボードストリート部門で初優勝を果たした
松本崇
10代のクルーを牽引し、次世代をリードするバイリンガルスケーター
日高大作レイ
ルイヴィトンやTAKEOKIKUCHIのモデルとしても活躍するニューエイジ
まずは、スケートボードをはじめたきっかけから教えてください。
中田「僕がスケートボードを始めたきっかけは、元々サーフィンをやっていてサーフィンの練習でスケートボードをするようになりました。波がない時や季節によって、サーフィンができない時もあるので、同じくサーフィンをやっていた友達がスケートボードをやっていたのがきっかけで、小学5年生の時に、スケートボードを始めました。」
日高「あんまり覚えてないですけど、小学6年生の時に、いろいろ影響を受けて始めました。インターネットで見たり、まわりにスケートショップがあったり、一番のきっかけは幼馴染です。彼がスケートしていてスケボーに興味を持ったところからです。」
佐川「幼稚園の年長の春に、お父さんがサーファーでスケートボードもやっていて、いきなり海に入るよりは地上でということで始めたのがきっかけです。」
松本「2012年の7月にスケボーを始めたんですが、きっかけというのが、小学6年の時に転校をして、仲良くなってよく一緒にプールに行くようになった友だちが、スケートボードをしていると聞いてからやってみようと思ったことからです。たまたま同じ学校にいたという奇跡的な出会いですね。その彼は、今すごい活躍されているプロのスケートボーダーです。」
今回お芝居に携わってみて、演じてみていかがでしたか?
日高「もっとお芝居したいですね。ライアン・ゴズリングみたいになりたいですね。好きな俳優なんですけど。僕、あまり意識することなくセリフも自分なりに捉えて臨みました。セリフが俺を覚えてくれるというか!」
中田、佐川、松本「(爆笑)超ダサい!セリフが俺のことを覚えてくれるってー」
日高「楽しかったです!」
佐川「演技っていうよりは、こういう風な話をしてって言われたのを自分の言葉でできたのでやりやすかったです。台本はあるんですけど、自分の言いやすいように替えて。」
日高「シリアスなシーンが結構多くなかった?」
佐川「感情が、、、難しかったです。」
松本「僕は、普段のまんま、普段通りでした。セリフの量が多くなかったですし。監督がおもしろかったですね!」
中田「人が多いところで演じた部分もあって、最後のスケートパークで本当に試合をやっているんですけど、僕は試合に出てなくてその会場に撮影で行っていて、その時が一番恥ずかしかったですね。滑りたいんだけどなという葛藤があったんですけど、でも楽しかったです。地元で撮影したシーンでは、知り合いがいたので、恥ずかしかったですね。」
スケートボードを普段からしているみなさんにとって、スケートボードがオリンピックの競技になったことに関して、どう思いましたか?
中田、日高「アツイと思いました。」
松本「アツイし、スケートボードって、競技も、ストリートもパークもいろいろあったほうがおもしろいじゃないですか。もっと盛り上がるんじゃないかなと思いました。」
日高「佐川プロ、いっちゃってくださいよ。」
佐川「全然イメージがつかなくて、予想できなかったです。今でも想像つかないですけど、そういう意味では楽しみですね。」
日高「スケートボードって、カルチャーのほうが大きくて、音楽やサーフィンとかからきていて、スポーツとしてやっている人もいれば、カルチャーとしてスケートボードをみている人もいればという感じで。僕はどちらかと言うとカルチャー寄りなほうが好きなので、スケボーからいろいろインスピレーションをもらって他のものに移したり、他のものからインスピレーションをもらってスケボーに移したりって、そういうのが好きですね。」
――お三方は競技寄り、カルチャー寄りどちらですか?
中田「僕は圧倒的にカルチャー寄りですね。」
佐川「両方とも観ます。」
松本「どっちもですね。でも好きなのはカルチャー寄りです。」
――本作は、スケーターのリアルが描かれていて、悩みや家庭内問題ですとか、プロデューサーの岡田さん自身や身の周りで起こっていたことなどが描かれているということですが、みなさんの周りにもよく見る光景でしたか?
日高「地域にもよるんですけど、もっとひどい地域もあります。」
では、プロデューサーの岡田さんや監督の菊池さんからのアドバイスなどありましたか?
全員「普段通り、いつも通りでいいよということでした。」
日高「めちゃくちゃいい監督でした。プロデューサーも監督も友だちみたいな感じでしたね。スケボーの良いところは、上下がそんなにないんですよ!例えば僕が小学校6年生で友だち30歳。共通点がスケボーで一緒にスケボーしてということもありますし、すごいいいコミュニケーションツールだと思うんですよね、スケートボードは!」
難しかったシーン、もしくは印象に残ったシーンをそれぞれ教えていただけますか?
松本「怒っているシーンが難しかったです。10テイクくらい撮りました。」
佐川「もうちょいいかなかった?みんなそのシーンは、苦戦してました。難しかったです。僕が難しかったのは、スケボーのシーンです。大会の時と、ストリートでのステア(階段)のシーン。ステアは、段数や階段の幅も結構あったので難しかったです。」
日高「知り合いがちゃっかりいっぱい映っていて思い出し笑いしちゃいました。難しかったシーンはないかもですね。印象に残っているシーンは監督が作品内で登場してきたところです。」
中田「僕は、乱闘シーン、あそこが一番演技でしたね。アメリカでお世話になった方とのシーンだったんですけど。あと、水中に潜るシーンは難しかったですね。水圧で耳が死ぬほど痛くなって、辛かったです。」
日高「どれくらい深いんですか?」
中田「7ⅿくらいかな。水中に沈んでいったところを、水中ドライバーさんに引き上げてもらいました。」
主題歌「STAND STRONG feat. LIBRO, ポチョムキン, Bose & CHOZEN LEE」では、大御所のアーティストのみなさんが参加されていますね。
中田「ぶちあがりました!」
松本「めっちゃ好きだった!」
中田「本当に嬉しいですね。Boseさんには何度かお会いしたことがありましたし、CHOZEN LEEさんはずっと子どもの頃からLIVEを観に行っていたくらい好きな方で、ちなみに最近Instagramでつながってすごいあがりました。LIBROさんにも試写会でお会いしていい人でした!」
今後もお芝居に挑戦する機会があれば、またやってみたいですか?
全員「はい、やってみたいです!」
松本「中国のカンフーの作品をやってみたいです。カンフーはやったことはないですけど(笑)。」
佐川「悪役やってみたいです。真反対の役をやってみたいです。」
日高「普段から映画をよく観るんですけど、ソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』のようなアート寄りな作品に出てみたいです。」
中田「どういう作品っていうのはないんですけど、今回のように楽しそうな作品があればやってみたいです。」
キャストメッセージ
STORY
物語は、スケーターの溜まり場(タコス屋)から始まる。
「俺たちでさ、スケートチーム作らね!」「名前つけてさ」「THRASHERってあんじゃん」
「俺らは世界をぶっ壊す!CRASHERだ!」
4人のたわいもない会話から、CRASHER(クラッシャー)というスケートチームが生まれる。
各地のスケートスポットやイベントに繰り出すCRASHER。勢いある4人の活動はSNSを通じて、スケーターたちの間で徐々に広まっていった。しかし、当たり前のように一緒だった彼らの歯車は、リョウとケイが憧れのスケートブランド「ELEMENT」から勧誘された事をきっかけに脆く崩れ始める。
スポンサーがついた事に最初は一緒に喜んでいた二人だったが、周囲からの注目が集まっても純粋にスケートと向き合い徐々にチャンスを掴んでいくリョウに対して、ケイは、夜の街へと繰り出すようになる。父親からの暴力、SNSの炎上、仲間たちからも離れ、ケイは一人暗闇へと追い詰められて行く。まるで光と影のように別々の道へと進んでいくリョウとケイ。
世界戦への切符を決める大会が開催される中、それぞれが抱える切なる思いが明らかになっていくーー。
映画『STAND STRONG』
2020年7月24日 TOHO シネマズ池袋 ほか全国ロードショー
出演:中田海斗 佐川涼 松本崇 日高大作レイ サイプレス上野
監督・脚本:菊池久志
原作・プロデュース:岡田晋
撮影:菊池久志
照明:入尾明慶
録音:鎌田隆宏
サウンドデザイン:徳永義明
制作:丸山めぐみ / 岩本桃子
配給統括:宮崎聡
宣伝プロデューサー:芥川志帆 / 中村陸真
主題歌 : LIBRO / ポチョムキン(餓鬼レンジャー)/ Bose(スチャダラパー)/ CHOZEN LEE(FIRE BALL,THE BANG ATTACK)
配給:ギグリーボックス
制作:エイトピクチャーズ
©2020 Team STAND STRONG
Twitter:@standstrong_8Instagram:@standstrong_movie
オリジナル主題歌 LIBRO, ポチョムキン, Bose & CHOZEN LEE「STAND STRONG」
今回のMVを演出したのは、映画『STAND STRONG』で監督・脚本を務めた菊池久志。
LIBRO, ポチョムキン, Bose , CHOZEN LEEの4人各自がそれぞれ書き上げたリリックを持ち寄り、1つの歌に仕上げたところは、一番の特徴。リモートでないと集まれない状況下でも、まさに「STAND STRONG」と強く立ち上がれるような心揺さぶられるビートとスタイリッシュな映像は、”SKATEBOARD CINEMA”をよりエネルギッシュなものへと昇華させている。
【楽曲配信情報】
LIBRO, ポチョムキン, Bose & CHOZEN LEE「STAND STRONG」
DIGITAL | 2020.07.22 Release| Released by SPACE SHOWER MUSIC
1. STAND STRONG [https://ssm.lnk.to/STANDSTRONG]
【7inch発売情報】
LIBRO, ポチョムキン, Bose & CHOZEN LEE「STAND STRONG [7INCH]」
7INCH | JS7S280 | 2020.10月上旬発売予定 | 1,800Yen+Tax | Released by SPACE
SHOWER MUSIC / JET SET
A. STAND STRONG [https://ssm.lnk.to/STANDSTRONG]
B. STAND STRONG feat. LIBRO, ポチョムキン, Bose & CHOZEN LEE (Instrumental)