“限りなき世界”“グランデ・アモーレ”といったヒット曲からポップスの名曲まで
“3大テノール”の後継者と称され、圧巻の歌唱力と美しいハーモニーで、世界中のアリーナやスタジアムを満杯にし、日本でも爆発的な人気のイタリアの若きヴォーカル・トリオ 「イル・ヴォーロ」。
昨年映画館で公開され、連日の満席でロングラン上映となった、「イル・ヴォーロ with プラシド・ドミンゴ 魅惑のライブ~3大テノールに捧ぐ」に続き、「イル・ヴォーロ~世界遺産マテーラ・ライブ」が映画館で公開される。
洞窟住居群と岩窟教会が織りなす幻想的な景観で知られる、イタリアの世界遺産マテーラで行った、デビュー10周年記念の特別コンサートを映像に収めた本作は、“限りなき世界”や“グランデ・アモーレ”といったヒット曲から、オペラのアリア、カンツオーネ、ポップスの名曲まで、10代半ばから10年間の活動を網羅した選曲で、彼らのベストといえる全22曲。
世界遺産マテーラの幻想的な夜景と、イル・ヴォーロの美しい歌声が調和した特別な夕べをスクリーンで楽しめる。
イル・ヴォーロは若き3人のイタリア人男性歌手、ジャンルカ・ジノーブレ、イニャツィオ・ボスケット、ピエロ・バローネによるヴォーカル・ユニットで、2009年に当時14~15才だった3人が、それぞれソロ歌手としてイタリアの人気オーディション番組に出演し、「オ・ソーレ・ミオ」を歌って共演したことがきっかけとなって結成された。
2010年にリリースされた1stアルバムは世界的に大ヒット。2012年には2ndアルバムをリリース。2015年にサンレモ音楽祭に出場して優勝、3rdアルバムをリリース。2016年、フィレンツェのサンタ・クローチェ広場に2万人の大観衆を集め《3大テノール》のプラシド・ドミンゴと共演。そのコンサート映像は日本では2019年に映画館で公開された。
2017年の世界ツアーでは45都市57公演を行い、25万人を動員。11月には初来日公演を行いソールドアウト。2019年は結成10周年を迎え4thアルバムをリリース。5月に2度目の来日ツアーを行った。2020年には初のベスト・アルバムをリリース。グループ名のIL VOLOとはイタリア語で“飛行”という意味。
圧巻の歌唱力と美しいハーモニーで、オペラのアリアからポップスまで幅広い楽曲を歌い、3大テノールを継ぐ新世代のヴォーカル・ユニットとして世界的な人気を獲得している。
フィギュアスケーターによる楽曲使用も有名で、羽生結弦が2016~17年のシーズンエキシビジョンで「星降る夜(ノッテ・ステラータ)」を使用。エフゲニー・プルシェンコが「グランデ・アモーレ」を使用した他、多くのフィギュアスケーターがイル・ヴォーロの曲を使用している。
「イル・ヴォーロ~世界遺産マテーラ・ライブ」 (特別上映版)
2020年10月2日(金)より Bunkamuraル・シネマ にてほか全国順次ロードショー
配給:T&Kテレフィルム、テイト・コーポレーション
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