あらゆる観客を欺いて仕掛ける“愛の罠”とは…?
本作は、これまでの既成概念&固定観念を壊し、美しく、激しく、妖しく、自分の意思をしっかりと持つ、新時代のヒロイン・エマの「秘密」を描く問題作。
監督は、ハリウッド映画『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』で絶賛を博し、 米アカデミー賞に輝く『ナチュラルウーマン』の製作を務めた、チリ出身のパブロ・ラライン。
監督としてダイアナ元妃を描く『Spencer』の制作が決定し、また外出制限下に撮影された短編集「HOMEMADE/ホームメード」(Netflix)の製作・監督に名を連ねている。「HOMEMADE/ホームメード」は国際的に活躍するフィルムメイカーらに声を掛けたララインが発起人のひとりであり、彼のプロダクションのファブラが共同制作も務めた。
このたび解禁された予告編では、ストリートにレゲトンのリズムがあふれるチリを舞台に、美しきダンサーのヒロイン、エマの姿が鮮烈な映像美とともに捉えられている。
ある悲しい事件をきっかけに、 心のよりどころを失った美しきダンサーのエマ。 振付師の夫・ガストンとの結婚生活が破綻し絶望のどん底に突き落とされたエマは、 ある思惑を秘めて、その妖しい魅力で実直な消防士と彼の妻を虜にする。エマの不可解なまでに奔放な行動の裏には、ある衝撃的な秘密が隠されていた……。
体の奥底から満ちあふれる魂の叫びを体現するかのようなレゲトンに彩られた世界を浮遊するエマ。その妖しい魅力であらゆる人を虜にしていく彼女の真意は何なのか・・・?
その不可解なまでに奔放な行動に隠される、彼女しか知りえない衝撃の真実。あらゆる観客を欺いて仕掛ける“愛の罠”に注目だ。
主人公・エマを演じるのは、会って10分後に監督から主演をオファーさせた脅威の新星・マリアーナ・ディ・ジローラモ。
エマの夫・ガストンを演じるのは、『天国の口、終りの楽園。』(01)でヴェネチア国際映画祭の新人俳優賞を受賞し、世界的に脚光を浴び、その後も、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(04)や、『バッド・エデュケーション』(04)、『バベル』(06)などの話題作に出演し続け、M・ナイト・シャマラン監督の新作映画にも出演が決まっているガエル・ガルシア・ベルナル。
エマ、愛の罠
2020年10/2(金) シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラスト有楽町kino cinéma立川髙島屋S.C.館ほか全国公開
配給:シンカ
© Fabula, Santiago de Chile, 2019