2019 年ベルリン国際映画祭 コンペティション部門・オープニング作品に選ばれたロネ・シェルフィグ監督の最新作「The Kindness of Strangers」の日本語タイトルが『ニューヨーク 親切なロシア料理店』と決定し、2020年12月より全国順次公開されることが決定した。

寛容さが失われゆく現代を生きる私たちの心に希望の明かりを灯す

監督・脚本・製作総指揮を務めたロネ・シェルフィグ監督は、世界で活躍するデンマーク出身の女性監督。

鬼才ラース・フォン・トリアーらによって始められたデンマークの映画運動、ドグマ 95 に参加し、『幸せになるためのイタリア語講座』(2000)を発表。同作でベルリン国際映画祭銀熊賞をはじめ、多くの賞を獲得し、日本でもスマッシュヒット。世界的に脚光を浴びた。

その後、キャリー・マリガン主演『17 歳の肖像』(2009)では英国アカデミー賞において 9 部門受賞し、米国アカデミー賞でも 3 部門ノミネート。アン・ハサウェイ主演『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(2011)では、日本でも多くの観客から熱烈に支持された。

最新作となる本作は、憧れのニューヨーク・マンハッタンに無一文で逃げてきた2人の子供をもつ女性クララが主人公。再起を目指す老舗ロシア料理店に集う国籍も異なる、様々なバックグラウンドを持つ人々とめぐりあった彼女が、本当のやさしさに触れ、自分らしい新たな人生と幸せを見つけていく姿を描く、感動の物語だ。

『幸せになるためのイタリア語講座』以来となる、シェルフィグ監督が、単独で脚本すべてを担当した待望の作品。キャストには、ゾーイ・カザン(『ルビー・スパークス』)、アンドレア・ライズボロー(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡』)、タハール・ラヒム(『預言者』)、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(『スリー・ビルボード』)、ジェイ・バルチェル(『ミリオンダラー・ベイビー』)、ビル・ナイ(『ラブ・アクチュアリー』)と世界的な名監督の作品に引っ張りだこな国際的なキャストが揃う。

世界的に広がる経済格差による貧困、差別、様々なハラスメント、分断された人と人との絆…。寛容さが失われゆく現代を生きる私たちの心に、希望の明かりを灯してくれる作品だ。

ニューヨーク 親切なロシア料理店
2020年12 月シネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMA 他 全国順次公開
配給:セテラ・インターナショナル
© 2019 CREATIVE ALLIANCE LIVS/RTR 2016 ONTARIO INC. All rights reserved

This article is a sponsored article by
''.