撮影/奥田耕平(THE 96) 文/長澤智典


インタビュー
――ナナランドの最新シングル『ジャンジャカジャカスカ』が発売になりました。みなさんMVの中で、いろんな特技を披露していますよね。月音ちゃんは?
竹内月音 私はギターを弾いています。アイドル活動を始める以前から歌うことが大好きで、私の歌声をたくさんの人たちに聴いてもらいたいと強く思っていました。その手段としてギターの弾き語りを始めたので、その姿を見せられたのは嬉しかったです。ただ、人前で披露するにはまだまだのレベルだから、もっともっと上手くなりたくて、今も練習を続けています。
――花鈴ちゃんは、書道ガールとして登場!
雪村花鈴(以下、雪村) 私、2歳の時からずーっと書道を習い続けてきました。高校の時も、書道部に所属し全国大会を目指していたくらいずーっと書道へ夢中になっていたので、書道を特技にもしています。MVでは、私の背景にも歌詞を書いた半紙が張ってあるんです。実際に私が書いたのは、MVにも映っている1枚だけではあるんですけど、書道を初めて10年以上のキャリアだし、本気でやってきたから、それを認めてもらえたら嬉しいなとは思います!
――巨大な半紙に大きな文字を書いたりもしていたんですか?
雪村 おっきな文字も書きましたけど、よくやっていたのが、一文字3cm四方の文字を数時間かけて一枚の半紙にビシーッと細かく書いていくことでした。一文字でも間違えるとやり直しになるので、毎回かなり集中していて、そこで集中力は鍛えられました。
――はるかちゃんが披露していたのは、空手の型ですか?
大場はるか(以下、大場) そうです。私、小さい頃に直接拳を身体に当てる極心空手をやっていました。ただ、昔のこと過ぎて型も覚えていなかったので、YouTubeを観て思い返しながらやりました。
――直接拳をぶつけあっていたんですね。
大場 はい。でも、昔ですけどね(笑)。小さい頃から芸能活動をやっていまして、小学生の時に空手の師匠に「試合に出てくれ」と言われたんですけど、練習でさえアザだらけなのに、そこで怪我したら芸能活動に支障をきたすということで、結局やめちゃいました。
峰島こまき(以下、峰島) 直接拳をぶつけるって、殴り合いみたいだね。
大場 まぁ、そうかもね(笑)。ただ、師匠に「拳は正義にしか使うな」と教えられたので、正義にしか使いません!
――こまきちゃんは、蛇と戯れていましたよね。
峰島 爬虫類は大好きで、トカゲを飼いたいと思っています。メンバーみんな特技を披露しているので、私は水泳を10年間やってきたから、特技の水泳を披露かな……と思っていたら、スタッフさんから「蛇触れますか?」と聞かれ「平気ですよ」と答えたら、蛇担当になってました(笑)。
――メンバーのみなさん、蛇触れます?
ほぼ全員 平気ー!触れるよ!触ったことあるー!少し、怖いけど触れます!
大場 えっ、私だけが苦手ってこと?えっ?えっ?私が一般的な女子のリアクションですよね。
――苦手な方が圧倒的に多いと思います。
大場 ですよね。ナナランドのメンバーってすごすぎ!っていうか、みんな変わってる(笑)。
――菜々子ちゃんは、トランペットを手にしていましたよね。
西嶋菜々子(以下、西嶋) 中学、高校と吹奏楽部に所属し、トランペットを担当していたので、今も自分の生誕祭など、みんなの前でトランペットを吹くこともやっています。
――得意な曲も個性的ですよね。
西嶋 今年の生誕祭では『紅蓮華』などみんなが知ってる曲も吹いたんですけど、でも、十八番は『正露丸』のテーマ曲です。吹奏楽部の時はみんなで吹いてたので、ソロで吹くのは今も少し緊張します。
――みなみちゃんは、確かお団子を…。
瀬戸みなみ(以下、瀬戸) お団子やドーナツなどを食べてます(笑)。私、結構大食いなんですよ。ただ、ナナランドのメンバーには大食いが多いから、そこは負けないように頑張ります!
――そこですか(笑)。麗奈ちゃんはチアダンスを担当。ただし……。
三好麗奈(以下、三好) 撮影前に「チアダンス担当だから」とポンポンを渡されたので、「よしっ、踊るぞ!」と思っていたら、全然踊ることなく、なぜか下駄箱の上に座って歌ってました(笑)。本当は、踊りたかったです(笑)。
――チアダンスはいつ頃から始めたんですか?
三好 チアダンスは大学時代から始めました。私は、小さい頃に新体操をやっていたので、実は新体操も得意です。
――『ジャンジャカジャカスカ』自体が強烈な印象を与える楽曲なのは、もちろん。各自の背景を知ることで、MVの映像も、より深く楽しんで観られるなと思いました。
大場 ぜひ、そうやって楽しんでください。今回のタイトルもインパクト強いですけど。実はナナランドって、意外と個性の強いタイトルの歌って多いんです。
西嶋 『満月に遠吠え』とか『ビビデバビデチュ』とかね。
大場 『ジャンジャカジャカスカ』は明るく前向きな歌なので、そこはナナランドにすごく似合う表情だなって思います。
――9月から、少しずつですがツアーも再開します。すでにイベントライブへは出演していますが、今はまだまだソーシャルディスタンスを敷いた環境の中でのライブですよね。みなさん、どんな気持ちで毎回ステージに立っているのかも教えてください。
大場 ようやく9月から延期していた振替公演が始まるんですけど、今の環境だと、この先がどうなるか予想もつかないので、私たちも「無事、公演を回りきれたらなぁ」というのが正直な気持ちです。ワンマンもそうだし、イベントライブでも今は人数を制限しています。お客さんたちも、お互いの間隔を開けて並んで、声を出せない環境ですけど。それでもみなさん楽しんでくれている姿は、私たちもすごく励みになっています。ナナランドに関しては、みんなが声を出せない変わりに、「言いたいことがあるんだよ!」など自分たちで口上を言いながら、私たち側から積極的に発信していくようにもすれば、楽しんでもらえるような工夫もいろいろしています。
西嶋 私たちは、どんな環境でも楽しむ精神で毎回のライブへ向かっています。それに今は、オンラインを通して応援してくれる方と触れ合える機会も増えているんです。おかげで、なかなかライブに足を運べない地方の方々とも、これまで以上に繋がる機会が増えて、そういう場を通しても、みんなと会えているので、何事もプラスにしていく活動をナナランドは心がけています。
瀬戸 配信って、なかなか遠征が難しい人や、今はライブに足を運びたくても運べない人たちでも気軽に接することの出来る機会になるから、私たちにとっても嬉しいことなんです。
峰島 しかも今は、新体制になって間もない時期だからこそ、積極的に今のナナランドの姿をみんなへジャンジャカジャカスカ伝えていきたいです!
New Single
新曲『ジャンジャカジャカスカ』MV
【ナナランド】ジャンジャカジャカスカ MusicVideo【2020年8月26日発売】
youtu.beコメントムービー
ナナランド:撮影メイキング&コメントムービー
youtu.be