2019年の東京国際映画祭で最優秀監督賞と最優秀主演男優賞をW受賞した『ジャスト6.5 闘いの証』と、同年公開でやはり大ヒットした『ウォーデン 消えた死刑囚』が2021年1月より日本同時公開されることが決定した。
画像: 『ジャスト6.5 闘いの証』

『ジャスト6.5 闘いの証』

イランを代表するスター俳優が競演

『ジャスト6.5 闘いの証』は2016年の監督デビュー作「Life and a Day」が、イランのアカデミー賞といわれるファジル国際映画祭でいきなり監督賞・脚本賞を含む9冠に輝いた大器、サイード・ルスタイ監督のサスペンス・アクション。

名実ともにイランを代表するスター俳優ペイマン・モアディ(ベルリン国際映画祭俳優賞受賞)とナヴィッド・モハマドザデー(ヴェネチア国際映画祭主演男優賞受賞)が共演を果たした。

薬物撲滅警察特別チームの一員であるサマドは、薬物売人の頂点に立つ大物ナセル・ハグザドを追っていた。操作の果てについにナセルを彼のペントハウスに追い詰め刑務所に収監するが、それはほんの始まりに過ぎなかった・・・。

画像: 『ウォーデン 消えた死刑囚』

『ウォーデン 消えた死刑囚』

『ウォーデン 消えた死刑囚』は初長編『メルボルン』(2014)が東京国際映画祭でも上映され、今作ではイラン映画批評家&脚本家賞で作品賞・監督賞・脚本賞など主要部門を受賞したニマ・ジャウィディ監督の刑務所ドラマ。

『ジャスト6.5 闘いの証』のモハマドザデーとイランの今を代表する人気女優パリナーズ・イザドヤールの共演が実現した。

1966年、イスラム革命前のイラン南部にある刑務所。新空港建設のため立ち退くことになり、所長のヤヘド少佐は、囚人たちを新しい刑務所へ移送する任務を背負うことになった。ところが一人の死刑囚が行方不明との報告が届く。

所外への脱走はあり得ないと判断した少佐は所内の徹底した捜索を決意。事情を聴くために死刑囚を担当していたソーシャルワーカーを呼び寄せるが、美しく聡明な彼女に以前から少佐は惹かれていた。正義とは何か、良心とは? キャリアだけを追いかけてきた少佐は初めてその問いに直面する…。

ジャスト6.5 闘いの証
ウォーデン 消えた死刑囚
2021年1月 新宿K’s cinema他にて全国順次公開
配給:オンリー・ハーツ
©Iranian Independents

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