ロバート・ゼメキス製作総指揮のヒューマンドラマ新シーズン日本初上陸︕
「MANIFEST/マニフェスト」は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズや『フォレスト・ガンプ/一期一会』『マリアンヌ』の監督を務めるハリウッドのヒットメーカー、ロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めるSFミステリー&ヒューマンドラマ。191人を乗せてNYへと飛び立ったモンテゴ航空828便は、突如発生した乱気流に巻き込まれるが、無事に着陸。しかし、空港に降り立った乗員乗客たちが目にしたのは、5年半以上の月日が経った世界だった。乱気流の正体が超自然現象だったのか、陰謀によるものだったのか、そして乗客の頭に響く呼びかけの真相とは何なのか...。
予測不能な展開にシーズン1第1話では1040万人がリアルタイムで視聴、シーズン2では7日以内のタイムシフト視聴が伸び、NBC全番組中もっとも高いタイムシフト視聴増加率を記録した。シーズン3への更新も既に決定しており、全米からも注目が集まっている。そんな話題作のシーズン2が、いよいよ10月20日(火)22:00より海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。それに先駆け、主人公ミカエラを演じるメリッサ・ロクスバーグと、その兄で家族思いのよき父親ベンを演じるジョシュ・ダラスのインタビューが到着した。
メリッサは素晴らしい演技をする女優だけど、すごい笑い上戸(笑)
——シーズン2で注目して欲しいシーンや見どころを教えてください。
ジョシュ・ダラス(以下J):シーズン2は、まさにシーズン1で終わったところからスタートするんだ。すぐにあの後何が起こったか判明する。弾はどこに向かって飛んでいったのか?誰かに命中したのか?そして今シーズンは「僕らが死ぬ日(生存者が死にゆく日付<death date>)」について、もっと謎が明かされていくよ。ベンとオリーブが突き止めた、生存者には残り5年半しか命がないという事実。この事についての解明が今シーズンのストーリーの大きな柱であると言ってもいいのではないかな。そして赤ちゃんの父親についても比較的早い段階で判明するんだ。
メリッサ・ロクスバーグ(以下M):ジョシュの言ったことの繰り返しになっちゃうけれど、シーズン1の最終話のすぐ後の話からシーズン2は始まるの。銃で撃たれたのは誰か判明し、そしてそれが3人についてどういう意味をもたらすのか、家族にとってもどういう意味があるのかが明らかになっていく。マニフェストの謎がどんどん深まっていくと同時に、謎解きの手がかりを得たり、知りたくなかったことも判明していくわね。
J:そしてシーズン2の終わりでは、度肝を抜くような衝撃的なことが待ち受けている。「マニフェスト」と828便の謎が予想もできないような次元へと展開していく。
ーー現場の雰囲気はいかがですか?S2の撮影秘話などありましたら教えてください。
J:メリッサは素晴らしい演技をする女優だけど、すごい笑い上戸。撮影の合間にいつも笑っている。
M:それはひどいものよ。
J:笑っているのをやめさせるのに一苦労だ。でもそれでセットが楽しい雰囲気になる。
M:原因を作っているのはジョシュなのよ。そのことをわかっているくせに止めようともせず、さらに笑わせようとするのだから。それで私のせいにするの。ひどい話でしょ(笑)。あとシーズン2から新しく加わった女優のアンドリーン(ウォード=ハモンド)。彼女は笑うと涙を流す癖があるの。本当に目から涙がポロポロこぼれ落ちる。そのことにびっくりしちゃった。現場はいつも笑いに満ちているわ。
J:「マニフェスト」は話が重いから現場に笑いが必要。ほっとできるシーンがほとんどないから、
僕たち俳優にとってはシーンの合間に楽しめることが大事で、それでまた真剣な撮影に戻ることができる。そしてキャラクターに入り込むこともできるんだ。これはとても大切なこと。この番組に関われて本当に良かったのは、キャストがみんな素晴らしい人たちで、今では家族のような関係になれたことかな。
ーー自粛期間中はキャスト同士で連絡を取り合ったりしていましたか?
M:私はジョシュからの電話を全部無視したわ(笑)。
J:僕もメリッサとはできるだけ連絡を取らないようにした(笑)。なんてね。本当はみんなで連絡を取り合っていたよ。ここ数ヶ月、ロックダウンで仕事の現場に戻れなかったからね。色々な方法でお互いに連絡を取り合っていた。撮影に戻るのが待ち遠しいよ。
M:私たちは家族だから、連絡を取り合ってお互い元気にしているか確認しあった。今はみんなにとって大変な時期だから。
ーーミカエラに共感する部分や自身との類似点などあったら教えてください。
M:すごく沢山ある。だからこのキャラクターにすごく惹かれたの。彼女はいい意味でも悪い意味でも家族の厄介者であって、私もそう。色んなことに疑問を持つところも好き。いっぱい失敗するところも、まったく一緒ね。ミカエラは失敗しても、また自分を奮い立たせて頑張るのだけど、私も同じようになりたいと影響を受けているし、そんな彼女がとても好き。
謙遜しているけれど、ジョシュはとても頭が良くて好奇心旺盛なの!
ーーベンに共感する部分や自身との類似点などはありますか。
J:共通点は確かにあると思う。自分も彼のようなモラルある人間であると思いたい。違う点はベンは頭が切れるけれど、僕はそうではない。
M:そんなことないわよ。
J:僕は秀才ではないから、その部分は演じていて楽しい。自分にない才能だからね。
M:謙遜しているけれど、彼はすごく頭がいいのよ。そして、とても好奇心が旺盛。私の知っている中で一番の知りたがり屋。
J:好奇心が旺盛なところは共通点かな。ベンは常に答えを探し求めている。僕もメリッサが言うように知りたがり屋で探求者だと思う。そこがベンとの共通点だね。
ーー新しいキャラクターのギャレット・ウィアリングさんやエレン・タマキさんとの共演はいかがでしたか?
M:みんな素晴らしい人たちよ。エレンとは今では友達ね。アンドリーンとも。ギャレットとは同じシーンがあまりなかったけれど。彼はベンの方のストーリーラインが多かったから。
J:シーズン2ではエレンとの一緒のシーンがほとんどなかったから残念だった。これから増えるといいな。ギャレットとは共演できて本当に嬉しかった。彼はいつも陽気で一緒にいてとても楽しい。仕事に対する姿勢は真剣そのものだけどね。彼のキャラクターの物語も必見だよ。
ーー役作りはどのようにされていますか?
M:シーンによって違うわね。ミカエラと私は共通点が多いから、役に入り込むのはそれほど難しくない。他の番組の別のキャラクターではもう少し大変で、その時は音楽を聴いたりリサーチをしたりしていたから。ミカエラの場合は、世界で何が起こっているかまったく手がかりが掴めていなくて途方にくれているけれど、私も彼女と同じ状態。ストーリーの中で彼女は模索し続けていくけれど、私も女優として模索し続けている。こんな答えで大丈夫かしら?
J:ベンは少し内向きで堅いタイプだと思うけれど、役に入り込む一つの方法として、衣装で形から入るという手がある。ベンはセーターとその下にボタンダウンのシャツをよく着ていて、僕はそれを使って表現している。彼には“真面目さ”を感じると思うけど、僕は衣装によってその部分を補っている。ベンの堅い部分は、彼が色々と探究していく中でもっと周りに心を開いていくようになるのだけれど。そしてメリッサがさっき言ったように、ベンは好奇心旺盛でそこは僕にも共通しているから、その部分は表現しやすい。結局は脚本に書いてあることを表現しなくてはならないから、形から入るという意味での衣装は、役に入り込むのにかなり役立っているよ。
——ありがとうございました。
「MANIFEST/マニフェスト シーズン2」
海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVにて
10月20日(火)22:00 独占日本初放送スタート!
【二カ国語版】毎週火曜22:00ほか
【 字 幕 版 】毎週火曜24:00ほか