「騙す」「仕掛ける」「盗み出す」がキーワード
2015年、ロンドンの宝飾店街ハットンガーデンの貸金庫から1,400万£(約25億円)相当の大量の宝石や現金が盗まれる事件が起きた。犯人はなんと平均年齢60歳以上の高齢窃盗集団。本作は、英国史上【最高額、最高齢の金庫破り】と呼ばれた実話の映画化だ。
監督は第87回アカデミー賞®では5部門にノミネート、エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞した『博士と彼女のセオリー』(14)のジェームズ・マーシュ。クリストファー・ノーラン監督による新“バットマン”シリーズや『グランドフィナーレ』(15)などの名優マイケル・ケインら豪華キャスト陣が窃盗団を演じるのも話題を呼んでいる。
このたび解禁された予告編は「被害総額約25億円!」という言葉とともに、驚愕の窃盗事件が発生するところから始まる。続けて「窃盗団の平均年齢60歳超」と犯人が英国史上「最高齢」の金庫破り集団だったという驚きの事実が明かされる。
そして映し出されるのは、かつて「泥棒の王(キング・オブ・シーヴズ)」と呼ばれたブライアン(マイケル・ケイン)たちオールド窃盗集団のメンバーたち。一度は裏社会から引退し、愛する妻と平穏な日々を過ごしていたブライアンが、妻の急逝後、知人のバジル(チャーリー・コックス『博士と彼女のセオリー』)からロンドン随一の宝飾店街〝ハットンガーデン″で約25億円を盗み出す大掛かりな窃盗計画を持ちかけられ、伝説の窃盗団を再結集、再び犯罪の世界に手を染めることになる。
ブライアンのもとに集まるのは、テリー(ジム・ブロードベント『ドクター・ドリトル』『アイリス』)、ケニー(トム・コートネイ『さざなみ』)、ダニー(レイ・ウィンストン)、カール(ポール・ホワイトハウス)ら、かつての悪友たち。彼らの計画は完璧…のはずだった。ところがこの強盗計画の裏に隠されていた本当の“秘密”と“嘘”が徐々に暴かれていき、かつての仲間たちはお互いが猜疑心にかられていく。
果たしてこの史上空前の窃盗劇の果てに待ち受ける驚愕の結末とは? 「騙す」「仕掛ける」「盗み出す」をキーワードに緊迫感とユーモア溢れるスタイリッシュな予告映像となっている。
キング・オブ・シーヴズ
2021年1月 TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開
配給:キノフィルムズ
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