オラフ役の声優・武内駿輔があの台詞にこめた想いを語る
映画『アナと雪の女王』シリーズの大人気キャラクター、オラフが主人公のオリジナル短編アニメーション『オラフの生まれた日』がディズニープラスで独占配信中。アナとエルサの絆をつなぐ大切な存在として描かれる、明るくて優しくてキュートなキャラクターオラフの声を担当する声優・武内駿輔さんに、本作では初となるインタビューを実施。 オラフの魅力や、あの台詞に込めた思い、そして年始に向けて抱負などを語ってもらった。
アカデミー賞®受賞映画『アナと雪の女王』から生まれた、 無邪気で人懐っこくてハグが大好きな、夏を愛する雪だるまオラフの誕生に隠されたストーリーを紐解いていく本作。名セリフ「ぎゅーっと抱きしめて」について武内さんは『愛し愛されたい心が、まさにぎゅーっと詰め込まれている台詞』とコメント。『成長するにつれ、人は物事を内に秘めがちになってしまう事もありますが、オラフはなんでも話してくれる。いつまでも見守りたいと言う親心と、初心を思い出させてくれる、素敵な存在だと思います』と語った。
これまでの「アナ雪」シリーズでも、多くのファンから愛されてきたオラフ。その魅力について武内は『いつまでも純粋な心、何か一つ一つの出来事を新鮮に感じ、それを人と共有したいという、童心がとても魅力的だと思います。成長するにつれ、人は物事を内に秘めがちになってしまう事もありますが、オラフはなんでも話してくれる。いつまでも見守りたいと言う親心と、初心を思い出させてくれる、素敵な存在だと思います』と語る。
オラフの声を演じるにあたっては、アニメーターが描いた“オラフの命”を忠実に具現化するために、英語版の声を担当するジョシュ・ギャッドの演技を再翻訳して、声を吹き込んでいくとのこと。『アナと雪の女王』でも出てくるオラフの名セリフ「ぼくオラフ、ぎゅーって抱きしめて」を初めて話すシーンについては、『僕自身の客観的な思いは込めておりませんが、個人的には、誰しも持っている、愛し愛されたい心が、まさにぎゅーっと詰め込まれている台詞だなと言うように感じますし、同じ様に受け取ってもらえる様に出来上がっていればいいなと、思っております』と明かした。
本作はオラフの生まれた日を追うストーリーで、『アナと雪の女王』の物語と並行する時間をサイドストーリーとして楽しめるほか、劇中に“ディズニーの小ネタ”が隠れされているなど、何度見ても楽しめる作品。その魅力やポイントについて『オラフは、アニメーター達の遊び心が沢山詰め込まれているキャラクターです。彼の持つユニークなアクションに注目していただきたい』とのこと。さらにお気に入りのシーンは『荷車とニンジンが同時に落ちてきて、それを取ろうとしたオラフが爆発に巻き込まれる瞬間。何度見てもたまらなくツボです』と教えてくれた。
来年の抱負は『物作りに対する遊び心と探究心を忘れずに、作品作りに精力を注ぎたく思います』とまっすぐに答えてくれた。最後に本作をご覧になるみなさんへ『ちょっとした合間に、鑑賞しやすい展開と時間ですし、お一人でも、恋人やご家族とご一緒でも、どんなシチュエーションにでも合うこの作品を、是非繰り返し見て楽しんでいただけたら幸いです』とメッセージを送った。