11歳の少女ミアと小さなホワイトライオン・チャーリーがはぐくむ友情、そして家族の再生を通して、南アフリカの社会問題が映し出される、映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』が公開中。
ライオンとの演技の難しさと信頼関係をミア役のダニア、ライオンを指導するケビンたちが映像とともに振り返ります!
ライオンとの演技の難しさと信頼関係をミア役のダニア、ライオンを指導するケビンたちが映像とともに振り返ります!
“ライオンはちっとも怖くないの”(ダニア/ミア役)
本作の主人公・ミア役を演じるダニア・デ・ヴィラーズと、ライオンアドバイザーのケビン・リチャードソン、ジル・ド・メストル監督が、ライオンと共に3年間撮影するという長い道のりを振り返るインタビュー映像が到着。
撮影が始まった頃のダニアはまだ12歳で、日本であればまだ小学生。しかし、ライオンが怖くないかと聞かれても、「ちっとも。ケビンのすばらしい指導のおかげで怖くないの」と堂々とした様子で答えている。一方で、ケビンは「訓練はかなり大変だった」と本音を吐露。野生生物であるライオンと子供が触れ合うということはもちろん危険を伴うことのため、「リスクを軽減する必要がある」と慎重で、ダニア達の訓練中も目を離さず丁寧に指導している様子が映し出されている。
実際の撮影もケビンが全面的にサポートしており、監督も「一番大変だったのはケビンだ」と明かし、「ケビンとライアン(ミアの兄・ミック役)、ダニアだけがライオンに近づくことができた」とのこと。ライオンと家族のようになることだけでなく、ライオンにかんでいいものといけないものを教え、信頼関係築くという、ケビンの20年の研究の成果が今回の撮影の成功に繋がっている。
ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日
公開中
監督/ジル・ド・メストル
脚本/プルーン・ド・メストル、ウィリアム・デイヴィス
出演/ダニア・デ・ヴィラーズ、メラニー・ロラン、ラングリー・カークウッド ほか
配給/シネメディア