3月19日より公開の『ミナリ』をひと足早く鑑賞した新海監督は、アカデミー賞6部門にノミネートされた本作を称賛。それを受け、リー・アイザック・チョン監督からも、『君の名は。』についてのコメントが到着した。日米の俊英監督がお互いにたたえ合う!

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『君の名は。』について

新海監督も自分も田舎出身者で都会に出たという背景が一緒。なので、新海監督が意義深いと思っている部分は自分にとっても意義深いと自然に思えるのが良いと思っています。
日本の皆さまにとって『君の名は。』は大切な作品であることをよく知っていますので最善を尽くします。

映画を見た時はとても神秘的で感動的な作品だと思いました。
特に瀧が洞窟で三葉の人生に触れた時に共感を覚えました。
理由は、彼らは見た目などではなく、お互いが持つストーリーや人生に恋をするというのがとても深遠に感じたからです。
また、『君の名は。』は自然や大地に耳を傾け、どのように人に影響を与えているのかを受け入れていくというテーマ性も持ち合わせています。それは『ミナリ』にも共通していると思いました。

日本のみなさんへ

『ミナリ』が日本で公開されることにとにかく感謝しています。
僕は小津安二郎監督はじめとした日本の<家族映画>は一番だと思っています。ストーリーテラーとしてインスパイアされたことは何度もありました。実際に、僕は『ミナリ』を作った後は家族に対しても思いが明確になりました。皆さんも『ミナリ』を観た後に同じように感じてもらえるといいなと思っています。

ミナリ
3月19日(金)公開

画像: 『ミナリ』リー・アイザック・チョン監督が、『君の名は。』新海誠監督へメッセージ

脚本&監督/リー・アイザック・チョン  
出演/スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、アラン・キム、ネイル・ケイト・チョー、ユン・ヨジョン、ウィル・パットンほか
配給/ギャガ

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