「ロッテントマト」では驚異の満足度90%を記録
未知の存在を生物兵器化しようとした陰謀が、一瞬にして人類滅亡さえ引き起こしかねない悪夢に変わる…。宇宙船と共に飛来した<未知なる生命体>。それは、人間に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物。伸縮自在で、どんな環境下でも絶対に死なない。まぎれもなく宇宙最強の究極生命体。女性医師・タチアナと、寄生された男の、人類の命運を賭けた戦いの物語が始まる。
本作は、2020年トライベッカ映画祭で公開されると、斬新なクリーチャーと芸術感覚、観客もその場にいるような臨場感と、静と動を緩急自在に操る恐怖演出からリドリー・スコット監督の傑作『エイリアン』に相通ずると、SF映画ファンの話題を独占。同年夏に北米公開され、初登場ベスト10にランクイン。シッチェス・カタロニア国際映画祭、富川国際ファンタスティック映画祭など各国の映画賞を席捲し、映画批評サイト「ロッテントマト」では驚異の満足度90%を記録。そして、熱狂は、カナダ、フランス、ブラジル、韓国…と世界中に広がり、満を持して日本に上陸する!
タチアナ役に『リリア 4-ever』『ボーン・スプレマシー』のオクサナ・アキンシナ。エイリアンと一体化している宇宙飛行士のコンスタンチンを演じているのは、ティムール・ベクマンベトフ監督がプロデュースしたエイリアン映画『ダーケストアワー 消滅』や、戦争映画の大作『スターリングラード』などのピョートル・フョードロフ。エイリアンとの遭遇を描いたロシア映画のSF大作『アトラクション』シリーズのオレグ・マロビチュコ&アンドレイ・ゾロタレフが脚本を手がけ、同シリーズで第2班の監督をつとめたほか、CM やミュージック・ビデオのディレクターとして活躍しているエゴール・アブラメンコの長編デビュー作となる。
<STORY>宇宙船オービタ号で謎の事故が発生し、ほぼ全ての乗組員が死亡した。唯一生還したコンスタンティンは、カザフスタンのソビエト秘密軍事施設に監禁される。政府や学会から疎まれる女性医師タチアナは、軍の命令によりこの施設へ送り込まれる。そこで彼女が目にしたのは、コンスタンティンの体内に生息する“何か”だった。
『スプートニク』は、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて開催される「未体験ゾーンの映画たち2021」にて3月26日より公開。
<CAST&STAFF>
監督:エゴール・アブラメ/脚本:オレグ・マロビチュコ、アンドレイ・ゾロタレフ/VFX:アンディ・ル・コック『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
出演:オクサナ・アキンシナ『ボーン・スプレマシー』、フョードル・ボンダルチュク、ピョートル・フョードロフ、アントン・ワシーリエフ
2020年/ロシア/114分/配給:AMGエンタテインメント
(C) NMG Studio LLC 2020