「日本におけるイタリア年」をきっかけに2001年に始まり、毎年春の恒例イベントとして今年で21回目の開催となる「イタリア映画祭2021」が、東京・大阪にて開催が決定。あわせて上映作品のラインナップも発表された。

最新のイタリア映画11本が日本初お目見え

昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて春の開催を見送ったイタリア映画祭。それでも実現への道を模索し初めてオンライン形式での上映に取り組んだ。

今年もまだコロナ禍が続く困難な状況ではあるが、その流れを汲み、東京・大阪2拠点での開催と合わせて、オンライン上映も併用し、バラエティーに富んだイタリア映画を紹介する。

今年の上映作品は、新進気鋭から巨匠まで、世界の映画祭を席巻した作品、バラエティーに富んだ各ジャンルが取り揃えられ、最新のイタリア映画11本が日本初お目見えする。

画像: 『靴ひも』

『靴ひも』

昨年のヴェネチア国際映画祭オープニング作品、名匠ダニエーレ・ルケッティ(『ローマ法王になる日まで』『ワン・モア・ライフ!』)の最新作『靴ひも』は、アルバ・ロルヴァケル(『おとなの事情』『幸福なラザロ』)とルイージ・ロ・カーショ(『シチリアーノ 裏切りの美学』『いつだってやめられる』シリーズ)が夫婦役で共演する家族の物語。

画像: 『私は隠れてしまいたかった』

『私は隠れてしまいたかった』

寡作な監督、ジョルジョ・ディリッティ監督(『やがて来たる者へ』)7年ぶりの長編4作目『私は隠れてしまいたかった』は、ゴッホの名前も引き合いに出されることもある20世紀素朴派の重要な存在であり孤高のイタリア人画家アントニオ・リガブエの数奇な生涯をたどる。主演のリガブエに扮したエリオ・ジェルマーノが圧巻の演技を披露し、ベルリン国際映画祭で最優秀男優賞を受賞。

画像: 『わたしはダフネ』

『わたしはダフネ』

特別上映として、7/3より全国順次公開が決定している『わたしはダフネ』も上映。映画初出演のダフネ役、カロリーナ・ラスパンティの軽やかで自然体の演技は必見、いち早く観ることのできる機会となっている。

※東京は会場が有楽町朝日ホールからユーロライブへ変更。大阪の情報については、公式サイトで続報が告知される。

▼東京会場
会期: 2021年4月30日(金)~5月5日(水・祝)
会場:ユーロライブ(東京都渋谷区円山町1-5 ユーロスペース内/KINOHAUS 2F)
主催:イタリア文化会館、朝日新聞社、イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ 特別後援:イタリア共和国大統領
後援:イタリア大使館 協賛:フェラガモ・ジャパン株式会社
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/ 公式twitter:@italianfilmfes
一般の方のお問合せ:050-5542-8600(ハローダイヤル)
※チケットは4月17日(土)11:00からユーロスペースHP(euro ticket.jp) ・劇場にて発売。
※前売り一般1,500円/学生1,200円、当日一般1,800円/学生1,500円

▼オンライン上映
会期:5月13日(木)~6月13日(日)
ラインナップは順次発表予定です。ご鑑賞は「イタリア映画祭2021」HPのオンライン上映ページから。

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