『ベル・エポックでもう一度』が6月にシネスイッチ銀座ほかにて公開。本作は、主人公のヴィクトル(ダニエル・オートゥイユ)が、“大切な過去”を映画撮影セットに再現する<タイムトラベルサービス>によって、今はなきカフェで生涯忘れられないある女性との出会いを再体験するシーンが切り取られている。レトロなカフェで楽しげに会話する70年代ファッションに身を包んだ男女とクラシックカー、そして映画撮影の照明が放つ温かみのある光がノスタルジーを感じさせるとともに、「今日を輝かせる、オーダーメイドの時間旅行」というコピーが、大切な過去を50年の時を経てもう一度体験できることになったヴィクトルと “運命の女性”がどんな物語を繰り広げるのか期待が高まるビジュアルとなっている。
今回、公開した本編の場面写真は、“大切な過去”を完璧に再現するために指示出しをする<タイムトラベルサービス>を営む者たちの姿や、セットにより再現された70年代の街並みをヴィクトルとある女性が楽しげに歩く姿、そして夜の街を自転車で駆けるノスタルジックなシーンが切り取られている。その他、VRゴーグルをつけて夫であるヴィクトルをシャットアウトする妻の姿と、別の男性と寝る妻のその表情からは、今の冷めた夫婦関係が伝わってくる。はたして、ヴィクトルが生涯忘れられない女性とは誰なのか?再体験したい“大切な過去”にはいったい何があったのか―!?想像が膨らむ場面写真となっている。
ベル・エポックでもう一度
6月公開
職を失い妻にも見放された、元売れっ子イラストレーターのヴィクトル。ある日、映画撮影セットに過去を再現する、体験型エンターテイメントサービス〈タイムトラベルサービス〉をプレゼントされた彼は、「1974年5月16日のリヨン」の再現をリクエストする。完璧に蘇った"あの日のあの場所“で〈運命の女性〉と再会した彼は、輝かしき日々の再体験に夢中になり、延長のために妻に内緒で全財産を注ぎ込んでしまう。しかし、そんな彼を思いがけない出来事が待ち受けていた――。
監督・脚本・音楽/ニコラ・ブドス
出演/ダニエル・オートゥイユ、ギョーム・カネ、ドリア・ティリエ、ファニー・アルダン、ピエール・アルディティ、ドゥニ・ポダリデス
配給/キノフィルムズ