「ガイは台本通り進めるつもりはないんだ」
本作は、いち早く公開された諸外国で「ガイ・リッチーの歓迎すべき原点回帰」「ギャングスタ―・コメディへの凱旋」と評判を呼び、世界興収がすでに1億ドルを突破している痛快クライム・サスペンス。
デビュー作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と『スナッチ』以来、晴れて地元ロンドンのクライム・ワールドに帰還したガイ・リッチー監督は、ひねりを効かせたプロットとイキで愉快なセリフの応酬を、緩急自在のギア・チェンジでスタイリッシュに演出している。
キャストにはミッキー役に『インターステラー』のマシュー・マコノヒーの他、『キング・アーサー』のチャーリー・ハナム、『クレイジー・リッチ!』のヘンリー・ゴールディング、TVシリーズ「ダウントン・アビー」のミシェル・ドッカリー、『トータル・リコール』のコリン・ファレル、そして『コードネーム U.N.C.L.E.』のヒュー・グラントが結集した。
このたび解禁となったのは、主演のミッキー役をつとめたマシュー・マコノヒー、その妻を演じたミシェル・ドッカリー、チャイニーズ・マフィア役のヘンリー・ゴールディングが、ガイ・リッチー監督の衣装のこだわりや自身の役作りについて語っているインタビュー映像。
衣装についてミシェル・ドッカリーは「お気に入りを選べないほど(演じた)ロザリンドの衣装はすべて気に入った」と語る。衣装を気に入ったのはドッカリーだけではなかったようで、マシュー・マコノヒーに至っては「いいスーツだった。何着か盗んだよ!」とオーダーメイドのスーツをたいそう気に入り、実際に何着か家に持ち帰ったことをカミングアウト。
ヘンリー・ゴールディングは「靴下を替えるために、更衣室まで何度か往復したよ」と、細部もおろそかにしない監督の衣装へのこだわりが伝わってくるエピソードを披露している。
演じた役柄やガイ・リッチー監督の演出についてドッカリーはこの役が自分の生い立ちと似ていて役作りは難しくなかったと語る。ゴールディングは自分が演じたドライ・アイの生い立ちや背負ってきたプレッシャーに目を向け役を作り上げたたそう。
また想定外の事が起こるガイ・リッチー監督の撮影スタイルについて聞かれると、マコノヒーは「ガイは台本通り進めるつもりはないんだ。でもすぐに台詞に縛られなくてもいいんだとわかった、内容を理解しリズムと韻が踏めればいいんだ。ガイは台詞の一定のリズムを聞いているんだ」と表現した。
本作におけるガイ・リッチー監督のこだわりを役者たちが語っているこのインタビュー映像。公開前の予備知識のためにも必見だ。
また、緊急事態宣言の休業要請緩和に伴い5月12日から営業を再開する一部劇場にて『ジェントルメン』の上映が満を持してスタート。東京では渋谷HUMAXシネマ、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、京都ではTOHOシネマズ 二条やT・ジョイ京都、イオンシネマ久御山ほか、兵庫ではTOHOシネマズ 西宮OSやTOHOシネマズ 伊丹、109シネマズHAT神戸など(※5月11日16:30時点)。
※最新の上映劇場情報は『ジェントルメン』公式ページ(https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=gentlemen)をご確認ください。
ジェントルメン
現在公開中
配給:キノフィルムズ
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