主題歌「真夏の果実」などの名曲にのせて映画の名シーンが展開
『稲村ジェーン』は、桑田佳祐が監督・音楽を担当し、1990年に公開され、全国で350万人動員を記録した大ヒット映画。1991年にレーザーディスク、VHSとして発売されて以降、一切パッケージ化されず、ほとんど見る機会のない幻の作品と化していたが、30年の時を経てデジタル・リマスタリングされ、待望のBlu-ray&DVD化される。
このたび公開された新しいSPOT映像は主題歌である「真夏の果実」、挿入歌の「希望の轍」をはじめ、「忘れられたBIG WAVE」、「愛は花のように(Olé!)」など、この映画が生んだ数々の楽曲にのせて映画の名シーンが展開され、“伝説の音楽映画”と言われる所以を確かめることができる。
主人公の男女による「暑かったけどヨゥ、短かったよナァ、夏。」という一言が、この映画が描く1965年のヒリヒリしたひと夏を象徴する、印象的なセリフとして使用されているのも見どころだ。
また、本日5月15日(土)、そして来週22日(土)23:00〜TOKYO FM/JFN全国38局ネットにて放送のラジオ番組「桑田佳祐のやさしい夜遊び」では、桑田佳祐が楽曲制作に専念するため、TOKYO FMの朝のワイド番組「Blue Ocean」のパーソナリティーを務める住吉美紀が代行DJを務め、2週連続で“稲村ジェーン特集”を行わうことが決定。
なお、この放送では、映画のサウンドトラックを収録したアルバム『稲村ジェーン』や、桑田佳祐のソロアルバム『孤独の太陽』などの楽曲制作に携わり、映画本編にも出演しているギタリストの小倉博和と、映画「稲村ジェーン」を桑田とともに二人三脚で作り上げ、桑田が全幅の信頼を置く敏腕映画プロデューサー森重晃の2名をゲストに迎え、リスナーの質問に答えながら「稲村ジェーン」の製作秘話を繰り広げる予定。これまで語られることのなかった裏話や、小倉によるギター生演奏にもぜひ期待したい。
すでに完全生産限定版の特典として、ダイハツ“ミゼット”1/50スケールミニチュアモデル(稲村ジェーン オリジナルカラーver.)、スペシャルフォトブック、決定稿台本(A5変形サイズ縮刷版)の3点が封入されることが明らかになっているが、完全生産限定版・通常版に共通して収録されるという「特典DISC」の内容はまだ明かされていないまま。今後の『稲村ジェーン』の続報にも注目だ。
《商品情報》
Blu-ray & DVD『稲村ジェーン』
2021年6月25日(金)リリース
作品特設サイト:https://special.southernallstars.jp/inamurajane/