石井岳龍監督×bloodthirsty butchersの爆音暴走映画『ソレダケ / that's it』今年も一夜限りの復活上映決定！

毎年5月27日に東京・シネマート新宿で上映されてきた映画『ソレダケ / that’s it』が昨年のコロナ禍における無観客上映を経て、2年ぶりに有観客で7年連続の同日上映が決定した。

2年ぶりの有観客＆7年連続の同日上映！

本作は『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市 BURST CITY』の石井岳龍監督（aka石井聰亙）が、バンドbloodthirsty butchers（ブラッドサースティ・ブッチャーズ）のリーダー、故・吉村秀樹からの熱烈なラブコールのもと完成させた爆音暴走映画。染谷将太、水野絵梨奈、渋川清彦、村上淳、そして綾野剛という日本映画界屈指の個性派キャストが集結し、全編にブッチャーズの楽曲と音が鳴り響く中での全力疾走と拷問、罵詈雑言の応酬、血まみれの銃撃戦を展開する。

生きることへ執着心と世の中の歯車にすらなれないもどかしさと虚しさが交錯する本作は、石井岳龍監督ならではの濃くて危ない激烈な描写の連続で、ブッチャーズの持つ激しさ＝＜攻撃的な無常感＞
から導き出される人間の意地が描かれている。

2015年5月27日、シネマート新宿にて劇場公開がスタートした本作は、2016年から毎年、吉村秀樹の命日である5月27日に同館にて復活上映を行い、ブッチャーズファンだけでなく、全国から多くのソレダケファンたちが集って本作を見届けてきた。

だが昨年は、新型コロナウィルス感染症拡大による初の緊急事態宣言発出により同館が休館を余儀なくされ、苦肉の策として無観客上映を実施。他のイベントのように配信するわけ でもなく、誰もいないシネマート新宿のスクリーン1（333席）にて本気の音響で上映され、必ずこの日はシネマート新宿のスクリーンに映すという最低限の目的は果たされた。

そして現在も3度目の緊急事態宣言が発動中につき、またしても無観客かと心配されていたが、この度シネマート新宿が5月12日に営業を再開。2年ぶりの有観客という、あるべき上映の姿で復活することとなった。

今年は史上最大最狂となる＜爆音 3ch スーパー・バズーカ音響＞が実現！

今年はキービジュアルに記された【20:15:05:27】を【20:21:05:27】とした今年のみの特別フライヤーを来場者プレゼントとして用意。さらには昨年の無観客上映の鬱憤を晴らすべく、シネマート新宿が音でぶちかます。本作は公開当初から＜爆音3chバズーカ音響＞（※）という5.1chとは真逆の、他ではあまり見られないスクリーン前方から客席へダイレクトに、まさにライヴのように一方通行な爆音を一方的に浴びせる音響で上映されてきた。

しかし今年はシネマート新宿が強力なエレクトリック・パワーを得るべく電力増強工事を実施し、新たにシネマプロセッサー＜ドルビー社製 CP950＞を導入。高性能イコライザーを搭載した本機種により今まで以上にクリアで破壊力のある音響が実現可能になり、ソレダケ史上初となる＜爆音3chスーパー・バズーカ音響＞での上映となる。

出力アップ、爆音暴走感、狂暴性を増したソレダケ×シネマート新宿史上最大、最狂、最高の音響。ブッチャーズの音が全身を貫く圧巻の上映となる予定だ。また、たったいま大突貫緊急で飛び込んできた情報だが、撮影終了間近の石井岳龍監督新作長編映画の今回だけのパイロット版（5分）もソレダケ本編の後に上映されることが決定！一切作品情報が世に出ていない完全なる未知の作品の映像となり、来場者のみが目撃することができるというとんでもない爆弾が投下される。

※＜爆音3chスーパー・バズーカ音響＞はシネマート新宿の＜ブースト・サウンド＞システムを使った音響ではありません。

『ソレダケ/that’s it』 シネマート新宿7年連続！同日上映
【日時】2021年5月27日(木)18：00の回
【場所】シネマート新宿・スクリーン1
【内容】『ソレダケ/that’s it』 +「撮影終了間近の石井岳龍監督新作長編映画 今回だけのパイロット版」（5分）上映
【チケット料金】通常料金 ※各種サービス適用
【チケット販売】5月18日（火）18:00より劇場オンライン販売｜5月19日（水）より窓口販売
【入場特典】2021年度版『ソレダケ/that’s it』フライヤー（非売品・当日限定）