2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優やミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えた<パントマイムの神様>マルセル・マルソー。マイケル・ジャクソンの“ムーンウォーク”は彼のパフォーマンスからヒントを得たというエピソードはあまりにも有名。しかし彼にはあまり知られていない一面もあった。

彼はなぜ命がけで子供たちを守ったのか!?
実体験に基づく感動の物語が開幕!

STORY

1938年フランス。アーティストとして生きることを夢見るマルセルは、昼間は精肉店で働き、夜はキャバレーでパントマイムを披露していた。第二次世界大戦が激化するなか、彼は兄のアランと従兄弟のジョルジュ、想いを寄せるエマと共に、ナチに親を殺されたユダヤ人の子供たち123人の世話をする。悲しみと緊張に包まれた子供たちにパントマイムで笑顔を取り戻し、彼らと固い絆を結ぶマルセル。だが、ナチの勢力は日に日に増大し、1942年、遂にドイツ軍がフランス全土を占領する。マルセルは、険しく危険なアルプスの山を越えて、子供たちを安全なスイスへと逃がそうと決意するのだが──。

‟沈黙の詩人”の知られざる過去

若かりし頃、マルセル・マルソーは第二次大戦中にナチと協力関係にあったフランス政権に立ち向かうべく、レジスタンス運動に身を投じていた。彼はその活動内容を自ら語ることなくこの世を去ったが、かつての活動仲間でもあった従兄の証言や膨大の資料をもとに没後10年以上の時を経てマルセルの知られざる実体験を明らかにした映画が完成した。

画像: ‟沈黙の詩人”の知られざる過去

マルセルを演じるのは、『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞にノミネートされたジェシー・アイゼンバーグ。自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったという生い立ちを活かして熱演。マルセルが恋心を抱くエマには、『ハリー・ポッター』シリーズのフラー・デラクール役で広くその名を知られ、『テネット』のクールな科学者役も印象深かったクレマンス・ポエジー。また、当時“リヨンの虐殺者”と恐れられたナチのクラウス・バルビー親衛隊中尉には、『ワルキューレ』のマティアス・シュヴァイクホファー。そして、名優エド・ハリスが、アメリカ陸軍大尉ジョージ・S・パットン役で出演。

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~
8月27日(金)より TOHOシネマズ シャンテほか全国公開  

出演:ジェシー・アイゼンバーグ、クレマンス・ポエジー、マティアス・シュヴァイクホファー、フェリックス・モアティ、ゲーザ・ルーリグ、カール・マルコヴィクス、ヴィカ・ケレケシュ、ベラ・ラムジー、エド・ハリス、エドガー・ラミレス
監督・脚本・製作:ジョナタン・ヤクボウィッツ
配給:キノフィルムズ

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