「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」シリーズ6作を振り返る
全世界に衝撃と感動を巻き起こした映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)を始め、破格のメガヒットを続出、エンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオが贈る、『アベンジャーズ』から始まる“もうひとつの物語”。最新ドラマシリーズの謎解きタイムトラベル・スリラー『ロキ』が、毎週水曜日 16 時よりディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)で独占配信中。“裏切り王子”の異名を持ち、嘘と裏切りを駆使し悪行を繰り返すヴィランでありながら、なぜか憎めず世界中のファンから愛されているロキ(演:トム・ヒドルストン)。最新話配信の度に Twitterトレンド入りするなど盛り上がりを見せている本作。
ソー(演:クリス・ヘムズワース)の義弟で、数々の悪行の一方で失敗を繰り返したり、時に兄弟の絆や家族愛を思わせたりと、“カリスマ”、“ずる賢い”、“可愛い”、“天邪鬼”…など、一言で表すのが困難なほどに多くの魅力に溢れるロキ。初登場となった『マイティ・ソー』では、王位継承者である兄への嫉妬を爆発させ、故郷アスガルドの王座を狙う。敵とも密約を結ぶなど“裏切り”を駆使するも、ソーに阻止され計画は失敗。次なる『アベンジャーズ』(12)では地球征服を画策し、アベンジャーズの敵として、ありとあらゆる嘘と“裏切り”でヒーローたちを振り回す。ミステリアスな色気とカリスマ性を発揮しつつも、最後はハルクにこてんぱんにやられる負け顔を披露し同情を誘った。
その後捕縛されたロキだが、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(13)では敵の襲撃を受けるソーを手助し、最後は兄をかばって死んだ…と見せかけるも、やっぱり“裏切って”生きていた。『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(17)では、父オーディンに変身しこっそり王に君臨するも、ソーに見つかり大目玉。しかし強敵ヘラが現われると、小さな“裏切り”の素振りは見せつつも、ソーと共闘し撃破。そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)では、最凶最悪の敵サノスに対し、兄を救うための“裏切り”を見せるも無惨にも殺され、世界中を衝撃と悲しみに包んだーー。しかし、ロキの歴史は終わらない。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)では、サノスに消し去られた人々を元に戻すべく、『アベンジャーズ』(12)の世界へと向かったアイアンマン(演:ロバート・ダウニー・Jr.)たちが、捕縛されていたロキと出会う。そして、偶然にも四次元キューブを手にしたロキは、跡形もなく異次元へと逃亡――。
ドラマシリーズ『ロキ』は、彼がアベンジャーズの手から逃げ去った後の物語。時空を超えて逃げ出したロキは、“正しい時間軸”を監視するという謎の組織 TVA[時間変異取締局]に捕まり、自由の身となるため、様々な時代で世界を混乱に陥れる、ある危険な“時間犯罪者”を捕らえるミッションに協力することに。ロキは TVA のエージェントのメビウス(演:オーウェン・ウィルソン)とともに犯罪者の捜索を始めるが、その正体は別の時間軸を生きるロキの“変異体”で<もう一人のロキ>であるシルヴィ(演:ソフィア・ディ・マルティーノ)だった。
そんな中、TVA を“裏切ろう”と画策したロキは、シルヴィと一時的に手を組み逃亡。共に行動するロキとシルヴィの関係性にも進展が見られつつ、謎多き TVA の秘密も露わになっていく。さらに、シルヴィだけではない様々なロキの“変異体”や、裏で TVA を操る“黒幕”の存在も判明し、物語の謎はさらに加速。この騙し合いを制するのは誰なのか―。エピソード更新の度に視聴者を“裏切り”続けてきた謎解きタイムトラベル・スリラーの行方に注目が集まる。
“世界で今最も人気があるドラマシリーズ”にも選ばれた『ワンダヴィジョン』(21)、キャプテン・アメリカの盾≪意志≫を継ぐヒーローを巡る物語として大きな注目を集めディズニープラス史上最高のオープニング視聴数を記録し、先日フィナーレを迎えた『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』(21)と全世界で注目されるマーベル・スタジオのドラマシリーズ。最新作『ロキ』は毎週水曜日 16 時にディズニープラスにて独占配信中。
『ロキ』
毎週水曜日16時 ディズニープラスにて独占配信
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