ベストセラー小説を映像化したドラマシリーズ『秘密結社ベネディクト団』のディズニープラス配信を記念し、オリジナリティあふれる実写作品やアニメーションを多く世に送り出してきたディズニー作品の中から、童話や小説を映像化した作品を紹介しよう。

実はあのクラシック名作にも原作があった!

古くは1951年のディズニー・アニメーション『ふしぎの国のアリス』。同作は言わずと知れたルイス・キャロルの小説を原作としており、その奇妙奇天烈な世界観を見事にアニメーションで表した印象が強い。『ふしぎの国のアリス』は、その後、2010年にジョニー・デップ主演で話題となった『アリス・イン・ワンダーランド』として実写映画化もされており、ディズニーの代表作の一つとして知られている。

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1953年の『ピーター・パン』にも原作が。当時ヒット作を生み続けていたイギリスの作家ジェームス・M・バリーによる「ピーター・パンとウェンディ」をより親しみのあるファンタジー作品として映画化したものだ。

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最近では、世界的な大ヒットを記録した『アナと雪の女王』も実は原作がある。アンデルセン童話「雪の女王」からインスピレーションを受けて新たに書き下ろされたと言われている。登場人物やストーリーは異なるものの、その世界観をディズニーらしい視点で描き新たなプリンセス像を生み出した。

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ディズニーはいつの時代も独自の視点でベストセラー小説を見事に映像化し、その都度、傑作を世に送り出してきたのである。

ベストセラー小説を映像化したディズニープラス オリジナル作品

その歴史は現在も継承されており、ディズニープラス オリジナル作品にも垣間見ることができる。昨年、アメリカで最も権威ある児童文学賞であるニューベリー賞を受賞したベストセラー小説を映画化した『ゴリラのアイヴァン』は、実写とCGが見事に融合された心温まる物語。アカデミー賞(R)の特殊効果賞にもノミネートされた。もともと、原作の大ファンだったアンジェリーナ・ジョリーが切望して実写化に至った名作で、アンジーは声優でも出演するという力の入れようが大きな話題となった。

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画像: 小ゾウ役のブルックリン・プリンスと一緒にゾウの着ぐるみを着て台本の読み合わせをするアンジェリーナ・ジョリー © 2021 Disney

小ゾウ役のブルックリン・プリンスと一緒にゾウの着ぐるみを着て台本の読み合わせをするアンジェリーナ・ジョリー © 2021 Disney

郊外のショッピングモールの中にある、小さなサーカス小屋で仲間の動物たちと楽しく暮らすゴリラのアイヴァンが、新しくやってきた小象との出会いをきっかけに、心の奥深くにしまっていたはずの“ふるさと”への思いに揺さぶられていくという、実話を基にしたストーリーだ。登場する動物たちは、ディズニーが誇る最新CG技術でリアルに描かれているというだけでなく、それぞれの心情を丁寧に紐解くことで実に表情豊かで魅力的に描かれており、誰の心にも染み入る感動作品に仕上がっている。

新たな映像化作品『秘密結社ベネディクト団』ディズニープラスで配信中

そんなディズニー作品に、また一つベストセラー小説の映像化作品が加わった。 2008年のニューヨーク・タイムズベストセラーリストへ名を連ね、数々の文学賞を受賞した同名小説を原作とする『秘密結社ベネディクト団』である。

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今回の主人公は児童養護施設にいる天才少年レイニーをはじめとする4人の子どもたち。ひょんなことから名門校への入学試験に臨んだ彼らは、その類まれな才能を発揮し、合格を勝ち取る。しかし、この学校はどこか普通とは違うようで、選び抜かれたレイニーら4人の子どもたちはスパイとなって‘‘緊急事態’’と呼ばれる危機から世界を救わなければならないのだ。試験を実施した張本人、ミスター・ベネディクトからの依頼を受けたレイニーたちは、果たして世界を救えるのだろうか?

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本作も個性豊かなキャラクターたちが登場。心優しく他者を思いやることのできるレイニーをはじめ、クイズ王のスティッキー、型破りな思考のコンスタンス、サーカスパフォーマーのケイト。彼らがそれぞれのユニークな個性と知性を集結させ謎解きをしながらミッションに挑むという一風変わったストーリーは、ハラハラドキドキの連続だ。子どもたちの冒険を描かせたらディズニーの右に出るものはない。様々なベストセラー小説を映像化してきたディズニー作品から、新たな傑作が誕生したと言えるだろう。

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