多くの人の心を動かしたジャック・シュー監督
本作『リベンジコード 盗まれた正義』は、第56回金馬賞最優秀新人監督賞ノミネートのジャック・シュー監督によるデジタル金融サスペンスドラマ 。ブロックチェーンをテーマとした物語であるが、製作資金もブロックチェーンを用いて集められた。台湾映画では初。
ジャック・シュー監督の夢は「没入型エンターテインメント」の世界を構築することだった。彼の有行動の姿に心を動かされた若いネットユーザーたちが本作の「100回観る」活動を発起したほか、 ベテラン俳優エリック・ツァンが作品への出演だけでなく、出資およびプロデューサーも買って出るなど、多くの人々がシュー監督の本作の製作を支えた。
出演は台湾の人気女優メーガン・ライ(賴 雅妍 、新人俳優) ツァオ・イエンハオ (曹晏豪 、そしてハリウッドでもリメイクされた「インファナル・アフェア」でマフィアのボス役を演じたエリック・ツァン。ツァオ・イエンハオ演じる主人公の恋人役を、ジョアンヌ・ツァン(曾之喬) が演じている。
予告編
【STORY】
未来志向の若き起業家であるインは、ブロックチェーン技術を使って古い経済論理から脱却し、若者世代の為に新しい金融モデルの再構築を試みている。インは恋人のチェン及び他の仲間と共に、新世代の仮想通貨「 SELF TOKEN 」を発行するための資金集めに奔走する。
しかしそこには彼のアイディアに目を付けた賢くて冷酷なファンド会社の総支配人のシュー、計算高い金融界のドンであるリン、香港金融庁長官のチェンが待ち構えていた。インはシューにアドバイスを受け、大人たちの助けを借りて夢を実現したが、そこには罠があったのだった。
現実の厳しさ、パートナーの裏切り、さらには残酷な資本主義社会の現実に直面したインは、自分の理想と現実の間にどれ程の隔たりがあるのかと問いかけ始める。夢を叶えるためには、一体どれだけの犠牲が必要なのか?
果たしてインは世界に善をもたらす聖人なのか、それとも羊の皮を被った盗人なのか?
『リベンジコード 盗まれた正義』
監督::ジャック・シュ-
プロデューサー:エリック・ツァン、イエ・ルーフェン
出演:メーガン・ライ、ツァオ・イエンハオ、ジョアンヌ・ツァン、エリック・ツァン、ホウ・ヤン・シー
原題:聖人大盗 /The Last Thieves
発売元/販売元:ライツキューブ
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