「扶揺(フーヤオ)」「陳情令」の制作会社が、人気小説を壮大なスケールでドラマ化!ジャン・ヤオ×ジャン・ヤーチン共演の「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」DVDが好評リリース中。それを記念し、同作の主人公を演じたジャン・ヤオのインタビューがこの度到着した。

“その「不完全さ」によってよりリアルな人物像になっていると思います”

13億人が笑い涙した「駆け抜けろ1996」で、演技未経験にもかかわらず鮮烈なデビューを飾ったジャン・ヤオ。本作では病弱ながらも世を渡り歩くスゴ腕の医者役と、持ち前の儚げなルックスで好演。そんな彼の役づくりや、共演した人気女優ジャン・ヤーチンとの共演秘話とは?

ー「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」に出演を決めた理由を教えてください。

脚本を受け取ってじっくりと読んだ時に、そこに描かれた新しい武侠世界に引き込まれたからです。また、この物語は若者たちの侠気、江湖の義侠心、ロマンティックなストーリーが描かれていて魅力が尽きないと思いました。また、左卿辞というキャラクターは多面的で、そのキャラクター設定はこれまで観たどの武侠ドラマの主人公とは違うものでした。ストーリーを通して彼の苦しみや喜び、悩みや信念が伝わってきましたし、様々な複雑な状況の中で彼が下していく決断、選びとっていく行動からも、彼という人物の特別な魅力が感じられました。

ー左卿辞はアクション・ラブ史劇の%%{cyan}主人公のわりには、体が弱く武術ができない若者です。こうした主人公のポジションについてどう考えますか?

左卿辞は武術はできませんが、医術に優れ、策略に長け、みんなの大黒柱と言える存在です。また、「策略に長けている」にもかかわらず「体が弱く武術ができない」というギャップがあるだけでなく、その「不完全さ」によってよりリアルな人物像になっていると思います。

画像: “その「不完全さ」によってよりリアルな人物像になっていると思います”

ー左卿辞は医者ですが、その身分や性格は曰くつきです。そんな複雑な役を演じるにあたって、どのような役作りをしましたか?特に意識したこと、工夫したことはありますか?

まず脚本を繰り返し読んで、感情移入し、その中に浸るようにして、この物語の世界が本当に存在すると信じるようにしました。こうした基礎を築いてから物語の世界に入り、左卿辞の気持ちを体験していき、彼になりきるようにしました。また、自分なりにセリフの練習もして、特に医術用語などは何度も読んで語感に慣れるようにしました。同時に左卿辞の一つ一つのセリフ、一つ一つの行動の理由も分析しました。最後にはセリフはきちんと暗記して、休憩時間の間でもこれから撮影するシーンについて頭の中で何度もリハーサルをしました。

“問題にぶち当たったところがあれば、すぐに共有するようにしました”

―ジャン・ヤーチンさんとの共演はいかがでしたか? 彼女本人はどんな人柄なのでしょうか?お2人はどのように演技の息を合わせていきましたか?

彼女は可愛らしい女性です。同時に非常にプロフェッショナルな女優さんでもあります。僕はどちらかといえば人見知りするタイプなのですが、相手役と息を合わせていくために少しずつすり合わせをして、こちらからも積極的に交流し、お互いに演技でうまくいったところ、問題にぶち当たったところがあれば、すぐに共有するようにしました。

画像1: “問題にぶち当たったところがあれば、すぐに共有するようにしました”

―左卿辞と蘇雲落の心を揺さぶるラブストーリーで最も好きなエピソードは何ですか?

2人のラブストーリーは波瀾万丈ですが、その気持ちは互いにぶれることはありません。最も印象的だったのは蘇雲落が左卿辞の胸を刺すシーンです。その時に左卿辞は避けることなくそのまま刺されて、彼女は驚きと心痛を覚えます。おそらくこの時、蘇雲落は真に左卿辞の力量、彼の愛を悟り、左卿辞も自分が蘇雲落を深く愛していることに気づいたのだと思います。

ー左卿辞は涙のシーンが多かったですが、どれも評判を呼び、視聴者から好評を得ました。これらの涙のシーンを演じるにあたって、どのように役に感情移入していきましたか?

とにかく役に入り込むようにしました。進行していくストーリーに応じて、目の前の情景における彼の心の変遷を感じ取ることに集中して、同じ気持ちになれるようにしました。

―本作のキャラはみなそれぞれ自分の武器と必殺技を持っています。もし選べるとしたら、どの武器と必殺技を使ってみたいですか?

僕は左卿辞の薬箱を持ちたいですね。彼のようにどんな病気でも治せる技を使ってみたいです。

画像2: “問題にぶち当たったところがあれば、すぐに共有するようにしました”

―最後に、日本のみなさんにメッセージをお願いします。

日本のみなさん、こんにちは。僕が主演した「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」が日本でDVDや配信で鑑賞できると聞いてとても嬉しいですし、光栄に思っています。この物語の世界、キャラクターたち、僕が演じる左卿辞を好きになっていただけたらと思っています。この機会に日本のみなさんに中国の新しい武侠ラブドラマを知っていただき、感動を受け取っていただけたら嬉しいです。

「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」
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画像: 「紅蓮伝~失われた秘宝と永遠の愛~」ジャン・ヤオのインタビューが到着

©Shenzhen Tencent ComputerSystems Company Limited

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