ガイ・リッチー、来日を約束!
『シャーロック・ホームズ』、『アラジン』などハリウッド大作を経て16年ぶりに盟友ステイサムとのゴールデン・コンビを復活させたリッチー監督。フランス映画『ブルー・レクイエム』を下敷きに、ステイサムのアクションに加え、謎の男と大金強奪計画が絡み合うリッチー監督ならではの構成の妙が今回もキレキレだ。
今回『キャッシュトラック』の公開を目前にした日本のファンにイギリスの自宅からメッセージを送ったガイ・リッチー監督。「『キャッシュトラック』、楽しんでもらえると嬉しいです」と語り、「日本へ行けるようになったらすぐに向かいます!」と来日の約束もした。
リッチー監督は「『ブルーレクイエム』の1/4ほどしか再現していません。基本的には男がどのようにして犯人を見つけたかの部分だけ同じで、それ以外は違いますね。原作では主人公は戦闘能力がない普通の男でした」と語り、ジェイソン・ステイサム演じる主人公が原作では正反対の役柄であることを解説する。また、「今作では捜査の中で意外な成り行きがあったり、彼が誰であって、一番最初の強盗が起きた時に彼がどこにいて、なぜそこにいるのかの工夫が加えられたりして、とても楽しい映画になっていると思います」と原作とは一味違う本作の魅力についてコメントも残した。
監督・脚本:ガイ・リッチー
出演:ジェイソン・ステイサム、スコット・イーストウッド、ホルト・マッキャラニー、ジェフリー・ドノヴァン
2021年/アメリカ、イギリス/英語/119分/原題:「WRATH OF MAN」/カラー/
シネマスコープ/5.1ch/DCP/字幕翻訳:平井かおり/配給:クロックワークス
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