リドリー・スコット監督最新作『最後の決闘裁判』がいよいよ10月15日(金)より公開となる。今回同作より、ジョディ・カマー演じるマルグリットとマット・デイモン演じるその夫・カルージュが感情をぶつけあうシーンの映像が公開となった。

マルグリットの信念が垣間見えるシーン

今回到着したのは、マット・デイモン演じる騎士・カルージュとその妻・マルグリットが、決闘裁判の是非と、負ければ双方共に残酷な死が訪れるという絶望の淵に立たされ、激しく感情をぶつけ合う緊迫感あふれるシーン。周囲には噂話をささやきながら、二人を一瞥する野次馬たちが控え、孤独の中で“決闘裁判”に挑むカルージュと、周囲からの辱めの視線や圧迫に負けず、自分の信念を貫き通すマルグリットの勇気と覚悟を感じられるシーンとなっている。

映像内では、マルグリットがカルージュに対し「負けたらどうなるか知りながら、黙ってたのね。」と厳しく問い詰める一幕が描かれる。続いて、「私の赤子の運命を決めるのは神じゃない」とマルグリットが妊娠している事についても明かされる。決闘に負ければ「この子は両親を失うのよ」と自身の命以上に、生まれくる新しい命のために心を砕くその姿は、母としての優しさと強さがにじみ出ている。

画像: 映画『最後の決闘裁判』本編映像【二人の命をかけた決闘裁判】編 10月15日(金)公開 youtu.be

映画『最後の決闘裁判』本編映像【二人の命をかけた決闘裁判】編 10月15日(金)公開

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本作では、史実としていまだに真相不明な〈フランス最後の決闘裁判〉の行方を“三者三様”の視点から描き出す『羅生門』的構成が採用された。一つの出来事を3人の登場人物の視点で三度に渡って描き、同じ経験をする登場人物たちの異なる思惑や心理が、わずかな表情の違いやカメラワークによって積み重ねられていくのだ。そのような見事なまでの演出で“本当は一つしかないはずの真実”に迫る巨匠リドリー・スコット監督。彼の描く世界の中で、俳優たちに求められる演技は針に糸を通すかの如く、繊細で、正確で、緻密な表現力が必要だ。

画像1: マルグリットの信念が垣間見えるシーン

今回解禁となったシーンでも、セリフの応酬のみで派手な動きが無いにも関わらず、マット・デイモンとジョディ・カマーによる迫力の演技が炸裂!緊張感、恐怖、絶望、怒り、悲しみが押し寄せる様が鮮明に切り取られており、アカデミー賞®︎主演男優賞、助演男優賞へのノミネートを果たし、ハリウッドで今日もっとも尊敬される俳優のひとりと評価されるマット・デイモンと、エミー賞主演女優賞(ドラマ部門)および英国アカデミー賞主演女優賞(ドラマ部門)を受賞し、リドリー・スコット監督の新たなミューズとして話題作への出演も続く、今最も注目の最旬女優ジョディ・カマーの競演を堪能できる貴重な映像となっている。

画像2: マルグリットの信念が垣間見えるシーン

さらに、マルグリット役を演じたジョディは、「マットの演技を見ていて素晴らしいのは、スクリーン上で見るマットには常にどことなく暖かさが感じられることです。だから観客は、彼のことを自分が良く知っているような感覚を受けるんです。でも本作でのキャラクターは、他人をまったく寄せ付けないところのある、とても頑固で冷たい男で、そういう役を彼が演じるのを、わたしはこれまで見たことがありません。とにかく本作ではかなりいつもとは違う感じのマットになっていますよ。」とかつてないマット・デイモンの魅力が本作で味わえることを明かしている。

『最後の決闘裁判』
10月15日(金)全国公開

監督:リドリー・スコット
脚本:ニコール・ホロフセナー、マット・デイモン、ベン・アフレック
原作:エリック・ジェイガ―(「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」)
出演:ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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