グラミー賞ノミネート常連のジャネール・モネイ、初主演映画『アンテベラム』を語るインタビュー動画を解禁

2021-10-27

MY @ SCREEN

スペシャル劇場公開インタビュー動画コメントアンテベラムジャネール・モネイサスペンス

11月5日（金）に公開する『アンテベラム』で、映画初主演を飾ったジャネール・モネイのインタビュー動画を解禁！　恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンという二人の女性を一人で演じ分けるという難役を果たした彼女が撮影を振り返る。

- YouTube

本作は公私共に順風満帆の日々を送っていた主人公ヴェロニカが、突如として奈落の底に突き落とされていく様を描きながら、誰もが意表を突かれる仕掛けが用意されている。それは外界と隔絶した極限状況下に囚われているエデンという女性をめぐるアナザーストーリー。とある広大なプランテーションの綿花畑で重労働を強いられているエデンは、あらゆる自由を剥奪された奴隷の身だ。主演のジャネール・モネイは、この恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンという二人の女性を一人で演じ分けることに挑戦した。

マルチ女優　ジャネール・モネイ

1985年生まれのモネイが最初に脚光を浴びたのは、シンガーソングライターとしてで、人気ヒップホップデュオ「OutKast」のビッグ・ボーイに見出されて、2007年にソロ歌手としてデビューを果たす。デビューアルバム『Metropolis』からシングルカットされた『Many Moons』は高く評価され、第51回グラミー賞にノミネートされた。さらにモネイは人気ブランドの広告塔にも抜擢されるなど、ニューソウルクイーンとして、またメッセージを発信する力強いアイコンとして羨望の眼差しを集める存在となった。初来日は2019年。「フジロック2019」に出演した彼女は、プリンスやマイケル・ジャクソンらブラックミュージックを血肉にして生まれた圧巻のパフォーマンスで日本の音楽ファンを魅了した。また差別の犠牲となった黒人被害者の名前を連呼するプロテストソング『Hell You Talmbout』は、今年日本でもヒットを記録した映画『アメリカン・ユートピア』内でデイヴィッド・バーンがカバーするなど、モネイの才能やメッセージは多くのアーティストたちを刺激している。

画像1: グラミー賞ノミネート常連のジャネール・モネイ、初主演映画『アンテベラム』を語るインタビュー動画を解禁

画像2: グラミー賞ノミネート常連のジャネール・モネイ、初主演映画『アンテベラム』を語るインタビュー動画を解禁

歌手のみならず女優業も順調で、高い評価を得た『ムーンライト』や『ハリエット』など、自らの思想や心情と共鳴した作品に積極的に参加。映画初主演となった『アンテベラム』もその一つだ。モネイは本作出演について「黒人女性への敬意こそが本作に出演する決め手だった。過去と今、そして未来を形作る女性たち。そして私の祖母や先祖の女性のような。この映画は重要なことを描いていると思う。過去が現在や未来に直接的にどう影響しているか」と明かす。本作が持つテーマにも惹きつけられたそうで「人種差別や無意識の攻撃、白人至上主義など、特に私たちが生きる今の時代こそ、もっと光を当てることが重要だと思うの。有害な問題にね」と熱弁する。