――「浮気したら死ぬ」に出演を決めた理由をお聞かせください。台本を最初に読んだときはどんな印象を抱きましたか?
当代最高の人気ミステリー作家が、自分の夫の浮気に気付いていないという設定が興味深かったですね。それに、インパクト抜群のタイトルにも好奇心を惹かれました。
――(演じた)カン・ヨジュというキャラクターの魅力は?
私はふだんから作家という職業を尊敬しているので、カン・ヨジュが作家だという設定は嬉しかったです。そのシックでクールな姿に魅力を感じました。
――ヨジュはあまり笑顔を見せないクールな女性ですが、演技をする際はどんなところに気を遣いましたか。大変だった部分はありますか?
私なりにカン・ヨジュがクールな性格になった理由を具体的に想像してみました。ヨジュの過去を知り、彼女を完全に理解すれば演技するのはそれほど大変なことではなかったですね。普段から私はリアクションが大きい方なのですが、その時に自分が抱く感情を、ヨジュならこうなるだろうと変えていく過程が面白かったですね。
――夫役であるコ・ジュンさんとの共演はいかがでしたか?
カン・ヨジュというキャラクターは、コ・ジュンさんが夫を演じてくれたからこそ、完成したのではないかと思います。とても頼りがいのある心強いパートナーでした。視聴者の方にも2人のコンビネーションを喜んでいただけたのではないかと思います。
――夫のウソンは、「浮気したら死ぬ」という誓約書を書いてヨジュにプロポーズします。チョ・ヨジョンさんだったらどんな気持ちだと思いますか?
私なら、そんな誓約書は絶対に書かないと思います(笑)。でも、もし誓約書をもらう方の立場だったら、書いてくれたハン・ウソンを信頼するかもしれませんね。
――キム・ヨンデさんの印象、共演の感想についてお聞かせください。
キム・ヨンデさんは、本当に性格も態度も素晴らしい後輩です。出来るだけ彼を助けてあげたくて、ヨンデさんが楽に演じられるように私も努力しました。その甲斐あって、とても素敵なチャ・スホになったと思います。
――序盤から、ブックコンサートで、スホがヨジュを抱きかかえて逃げるシーンがありました。撮影中のエピソードをお聞かせください。
スホが、私に投げられた生卵を自分の背中で防ぐ場面があるんですが、モニターを見ていたみんなが「カッコいい!」と言ってくれて…私も気分がよかったです。その後、私を抱きかかえて走る場面も心配だったのですが、ヨンデさんは力も強くて、軽々と私を抱いて走り出したのには驚きました。