本場のコロンビア・ダンスを取り入れた、こだわりのダンスとは?
「ダンスシーンのこだわり①」と題された映像では、「コロンビア各地に伝わるダンスを取り入れたい!」というスタッフの思いから起用された、家族全員がコロンビア生まれのアニメーション・リファレンス・コンサルタントのカイ・マルティネスが登場。「ダンスとパーティがコロンビアの文化。人々の体の動きに温かみがあります。それが色濃く出ています」と、本作に取り入れたダンスシーンについて語っている。
アニメーターとダンサーの共通言語とは?
「ダンスシーンのこだわり②」と題された特別映像では、アニメーション監修のマイケル・ウッドサイトや、前述のカイたちが登場。「撮影中 何か物足りなさを感じたら“もう少しこんな感じで”とジェスチャーで伝えることもあります。動きで感じるのが重要なのです」と語るのはウッドサイト。その一方で振付師のジャマール・シムズも「数を数えられなくても、“音”ならそれを表現でき全て伝わります。ダンサーの伝達手段です」とアニメーターとダンサー、それぞれのコミュニケーション手法が似ていることを明かしている。
『ミラベルと魔法だらけの家』プロダクション・ノートより
フィルムメイカーたちは、ミラベルの物語の背景について、コロンビアから深くインスピレーションを受けたものにしようと熱望していた。「私たちはコロンビアの文化、人類学、衣装デザイン、植物学、音楽、言語、建築などなどの専門家たちを探し求め、彼らと何時間にもわたって、土着の植物から、当時のその地方における建物の建て方に至るまで、ありとあらゆる話を聞きました。コロンビアにフォーカスを置こうと決めたからには、その地域や並外れた文化を適切に描きたいと思ったのです。それをするためのカギを握っていたのは、トウモロコシの正しい焼き方から、日常生活の細々したディテールに至るまで、この映画で描かれる大小様々なディテールについて、その知識を貸してくれる専門家たちのグループ、コロンビアン・カルチュアル・トラストを作ることでした」と語っている。
『ミラベルと魔法だらけの家』
デジタル配信中/2月18日(金)MovieNEX発売
© 2022 Disney
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン