千葉県船橋市立船橋高等学校に代々受け継がれている応援曲「市船 soul」。その楽曲は、市船を勝利へ導く神応援曲として SNS 上で話題に。そしてその名曲誕生の裏側には、20 歳という若さで、短い人生の幕を閉じた浅野大義(たいぎ)という青年がいた。仲間・恋人・家族そして音楽を愛し、また、沢山の人々から愛された大義。「大義の魂に音楽を聴いてもらおう」顧問・高橋先生の呼びかけに、彼の告別式には 164 人の吹奏楽部員が集まった。そこで奏でられたのは「市船 soul」。これまで仲間の背中を押し続けてきた「市船 soul」が、大義を天国へと送り出したのだ。彼が残した音楽は後輩たちに受け継がれ、いまも彼の魂とともに生き続けている。
そして 2022 年、この感動の実話が映画化。いま最注目の若手俳優・神尾楓珠が、主人公・浅野大義を演じ、さらに、佐藤浩市、尾野真千子をはじめとする豪華俳優陣がアンサンブルを奏でる。
この度解禁となった、青とオレンジの空の色が印象的なポスターには、青空の下、トロンボーンを抱える大義の姿と、吹奏楽部の仲間たちの姿が描かれ、まさに青春の 1 ページを切り取ったような爽やかさが溢れている。「俺の音楽は生き続ける」という大義の、音楽に人生を捧げる熱い想いが刻まれる。
予告編では、がんを宣告されながらも音楽を諦めず、精一杯生き抜く大義の力強い姿が描かれる。わずか 20 年という短い青春を駆け抜ける大義と、支えてくれる家族や恋人、仲間たちの姿、そして「試合で演奏すると必ず点数をとる神曲」と呼ばれる市船の代表応援曲であり、大義の自作曲である「市船 soul」を 164 名の部員たちが演奏する大義の告別式の様子が描かれる。主演の神尾は 3 か月間の猛特訓を経てトロンボーンを習得し大義役を熱演した。さらに本作が映画初出演となった佐野晶哉(A ぇ!group/関西ジャニーズ Jr.)、福本莉子ら今話題のフレッシュな顔ぶれと、尾野真千子、佐藤浩市らベテラン俳優陣の若手を支える熱演も見逃せない。
予告編で流れる主題歌は LA の現役大学生シンガーソングライターKenta Dedachiが担当。予告編のラストでも聴くことのできる大義さんの自作曲「Jasmine~神からの贈り物~」にオマージュを捧げ、主題歌「Jasmine」を映画のために書き下ろした。大義さんのメロディーを受け継ぎ、その想いや情熱を込めたというその歌には、力いっぱい生き抜いた大義さんのソウルが宿り、感動的なバラードに仕上がっている。
20歳のソウル
5月27日(金) 全国ロードショー
配給:日活
©2022「20 歳のソウル」製作委員会