会場には多くのファンが駆けつけ、思い思いのコスプレをしたファンも多数。『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』宣伝アンバサダーの芦田愛菜、ハリー・ポッター魔法ワールドファン代表の小関裕太も登場し、ファンナイトを華やかに盛り上げた。
芦田、小関の「ルーモス・マキシマ！（強き光よ）」の掛け声ととも、リモート映像でイギリスのキャストたちが登場。主人公ニュート役のエディ・レッドメイン、最新作のキーマン、ダンブルドア役のジュード・ロウ、ジェイコブ役ダン・フォグラー、クイニー役アリソン・スドル、イルヴァーモーニー魔法魔術学校の教師ユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズ、最強の闇の魔法使いグリンデルバルド役のマッツ・ミケルセンという豪華キャストとデヴィッド・イェーツ監督が勢ぞろいし、会場のファンから大歓声があがった。
（左から）デヴィッド・イェーツ監督、マッツ・ミケルセン、ジェシカ・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、アリソン・スドル、ジュード・ロウ、ダン・フォグラーがリモートで登場
キャスト、監督たちは日本のファンにメッセージを述べ、質問にも答えながら次のように語った。
エディ・レッドメイン
「新作が公開されることにとてもワクワクしています。来日できず残念でしたが、日本のファンが最も熱い魔法ワールドのファンであることは僕たちも知っています。この作品についてファンの方にお話するのはこれが初めて。だからとても楽しみにしていました。今回の作品が本当に大好き。ここにいる新しいキャストも登場するし、魔法使いのチームがある計画を立てて行動するという物語も気に入っています。新しい魔法も、新しい魔法動物もたくさん登場します。おなじみのニフラー、ピケットも今回すごく重要な役回りで登場するので、楽しみにしていてください。個人的にワクワクしたのは、今回ちゃんとした形でホグワーツに戻れたこと。今までの魔法はもちろん、新しいたくさんのものが待っている作品になっています」
ジュード・ロウ
「エディも言っていましたが、その場に行くことができなくてとても残念。僕も日本が大好きなんです。今回の作品はスリルも満載で、いろんな秘密が明らかになり、たくさんのクリーチャーも登場します。楽しみにしていてください。今はまだダンブルドアの秘密は明かしたくないですが、作品で楽しんでほしいし、それを通してダンブルドアという人物を皆さんに知ってほしいと思います。監督と一緒に、ダンブルドアという人物がいかにしてみんなの知るダンブルドアになっていくのかを掘り下げることができて光栄でした」
ダン・フォグラー
「こんにちは（日本語で）。新作を皆さんとシェアできることをとても嬉しく思っています。今回は僕も杖を持てるということにすごくワクワクしました。とても危険な武器で、マグルが杖で何ができるのかを見てもらえるので楽しみにしていてほしい。この作品は僕も大好きで、一作目と二作目の最高のところを掛け合わせたような素晴らしい映画になっています。新しい俳優との仕事もとても楽しみました。（ホグワーツに足を踏み入れてみていかがでしたか？）最高でしたね。ハリー・ポッターで有名なあの大広間に自分が足を踏み入れられたことは特別な瞬間でした。自分の子どもの頃を思い出して温かい気持ちになりました。本当に自分は魔法ワールドの中にいるんだと改めて実感しました」
アリソン・スドル
「今回も素晴らしい映画になっていると思います。辛くなってしまうような瞬間もあるし、愛も描かれているし、かわいいクリーチャーも出てきます。そしてなにより、楽しく、喜びと魔法にあふれた作品になっています。（今回ジェイコブとの恋の行方はどうなりますか？）それは映画を観ていただきたいですね（笑）。愛し合っている関係でも、何か一度選択してしまうと、もう二度とその関係には戻ってこれないかもしれません。あるいは戻ってこれるかもしれないですね」
ジェシカ・ウィリアムズ
「この作品はキュートな魔法動物は出てくるし、セットには目を見張らされるし、最高の呪文が飛び交います。自分自身が魔法ワールドの大ファンなので、この作品に関わることができてうれしかったですし、この監督やキャストたちと仕事ができて素晴らしい体験でした。現場では自分のオタク心が全開になる感じでした（笑）。ぜひ皆さんもオタク心を全開にして見てほしいです。（今回冒険を繰り広げる魔法チームはどのように表現できますか？）今回のチームははみだしものが集まったデコボコチームです。チームのメンバーはダンブルドアの計画の全貌もわかってないし、それぞれ彼のことを信じていいのかと考えながら謎を解いていく。そんな物語になっています」
マッツ・ミケルセン
「ここにいる監督やキャストたちと共にこのマジカルな世界に参加できて本当に素晴らしい体験でした。魔法ワールドの素晴らしさというのは、現実逃避できること。その世界で私たちは本当に飛ぶことができるんです。現場でシーンが終わっても、誰も杖を手から離したがりませんでした。それだけ自分たちが本当に魔法の世界にいるという気持ちが強かったからだと思います。（本作のバトルシーンの撮影はいかがでしたか？）映画の中のバトルシーンはだいたい拳や剣で戦うけれど、もちろん私たちは杖を使って戦います。魔法使いは杖がないと裸のような状態ですから。今回は飛びながら杖を使って水中でバトルするようなシーンがあります」
監督
「これまで魔法ワールドの作品をずっと見てきてくれて本当にありがとうございます。もしこの場に杖があったらみんなで日本に行きたいです。もともと魔法ワールドの作品には愛やお互いの理解を祝福するというメッセージが込められています。それがこの作品にもしっかり入っているので、早く皆さんに観てもらいたいと思います。何百人のキャストやスタッフとパンデミックの中で作ったので苦労もありましたが、この作品をとても誇らしく思っているし、皆さんに楽しみにしてもらいたいです」
イベントの最後にはキャストと監督たちが一体となって「ルーモス・マキシマ！」の魔法をかけ、会場内に光が満ち溢れる演出で幕を閉じた。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は4月8日（金）全国公開。
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
4月8日（金）全国公開
監督：デヴィッド・イェーツ
出演：エディ・レッドメイン、ジュード・ロウ、エズラ・ミラー、ダン・フォグラー、マッツ・ミケルセン
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