『ダイ・ハード』シリーズなどで知られるブルース・ウィリスが失語症の診断を受けたことから俳優業を引退する意向を家族が連名でSNSで発表したと米バラエティなどが報じた。
失語症は脳の損傷などによって引き起こされる症状で、言葉を話したり聞き取る能力が損なわれていくもの。現夫人エマや前夫人デミ・ムーア、ルーマーら子供たちが連名でブルースが俳優業引退を決意したことをソーシャルメディアで公表したもの。
それによれば「私たちの最愛のブルースが近年いくつかの健康的な問題を経験しており、最近失語症と診断され、彼の認知能力に影響を与えていることをお知らせしたいと思います。この結果、考慮を重ね、ブルースは彼にとって非常に意味を持つキャリアから退くことにしました」と説明し、「私たち家族にとってこれは本当に試練の時です。私たちはあなたたちの愛、思いやり、そして支援に感謝します」などと結んでいる。
ハリウッドでも大きな反応が示されており、ケヴィン・スミス、セス・グリーン、ゲイル・アン・ハードら映画人が彼の健康と家族を気遣うコメントを早々にSNSで声明。今後もこのような反響が広がりそうだ。