アヌシー国際アニメーション映画祭でクリスタル賞(グランプリ)を受賞し、国内では第25回文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選ばれた『カラミティ』のブルーレイとDVDが4月20日(水)にリリースされる。今回それを記念して、レミ・シャイエ監督が作品の誕生について語る映像が公開となった。

画像: 「カラミティ」作品の誕生について② www.youtube.com

「カラミティ」作品の誕生について②

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映像の冒頭で、主人公のマーサ・ジェーン(カラミティ・ジェーン)に関する伝記や歌、そして娯楽本には作り話やウソが多かったとレミ・シャイエ監督は明かしている。そんな中で信頼に足る資料を見つけた監督は、<彼女がミズーリの農場で暮らしていたこと><その2年後にはモンタナにいた>という2つの指標を発見。その2年間の空白をつなぐ物語を“マーサのある幼少時代”として描くことにしたという。

他にも映像では、監督やスタッフが現代に通ずるマーサのキャラクター像について語る様子なども収められている。こちらも是非チェックしてほしい。

レミ・シャイエ監督の考えるマーサ・ジェーン

レミ・シャイエ監督はマーサについて、次のようにも語っている。「ここに1人の12歳の少女がいる。彼女は自分の居場所に不満もなければ、反抗的でもない。開拓者の旅団の中で、少女たちは皆、料理や洗濯をし、弟妹の面倒を見る。そしていつも馬車の近くを離れない。マーサもそれを当たり前のこととして受け入れていた。しかし、一度自由を知った彼女は、元々の豪胆な性格も相まって、共同体の常識の枠には収まらなくなっていく。様々な出会いと経験を糧に、マーサは自身の在り方を作り上げていく。彼女のとてつもなく自由な精神は、時代の100年先をいくものだ。」

画像: 『カラミティ』が2年間の空白をつなぐ物語になった理由とは?レミ・シャイエ監督が語る作品の誕生秘話

『カラミティ』
4月20日(水)ブルーレイ発売/デジタル配信(購入/レンタル)開始
© 2020 Maybe Movies ,Nørlum ,2 Minutes ,France 3 Cinéma
発売/ウォルト・ディズニー・ジャパン

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