国家権力と闘った男の不屈の信念と逆転劇!
歴史的冤罪事件を描く歴史サスペンス『オフィサー・アンド・スパイ』
歴史的冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化した本作。ドイツに機密を漏洩したスパイ容疑で終身刑となったユダヤ人大尉ドレフュス(ジャン・デュ・ジャルダン)。彼の無実を示す衝撃の証拠を発見した対敵情報活動を率いるピカール中佐(ルイ・ガレル)が、スキャンダルを恐れ証拠の捏造や文書の改竄などあらゆる手で隠蔽をもくろむ国家権力に抗いながら真実と正義を追い求める姿を描く、巨大権力と闘った男の不屈の信念と壮絶な逆転劇を描く歴史サスペンス。
第76回ベネチア国際映画祭では銀獅子賞(審査員大賞)を受賞。様々な議論を巻き起こしたフランスでは、第45回セザール賞で3部門 (監督、脚色、衣装) を受賞し、No.1大ヒットを記録した。出演は『アーティスト』のオスカー俳優ジャン・デュジャルダン、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のルイ・ガレル他フランスを代表するキャストが集結。
当時のフランスに、国家の土台を揺るがす深刻な分断をもたらし、世界を震撼させたこの事件を、『チャイナタウン』『戦場のピアニスト』のロマン・ポランスキー監督が、いわれなき罪を着せられたドレフュスと、彼を救い世に真実を知らしめようとする主人公ピカールの壮絶な運命を描出。
圧倒的なまでにサスペンスフルで、心揺さぶるストーリー展開は、衣装や美術などのあらゆる細部を突きつめた重厚なビジュアルと相まって、ひとときも目が離せない。フランス国家を揺るがした、あなたが知らない国家隠蔽スキャンダルをスクリーンで確かめよ!
『オフィサー・アンド・スパイ』一般試写会 概要
【プレゼント内容】
『オフィサー・アンド・スパイ』一般試写会
【日時】5月19日(木) 18:00開場/18:30 開映 (上映時間:131分)
【場所】ユーロライブ(渋谷区円山町1-5 KINOHAUS 2F)
※上映前後ゲスト登壇のトークイベントを予定。
【ご招待人数】
5組10名様
【注意事項】
※当選権利の譲渡およびインターネットオークションなどへの売買行為は禁止されています。
※感染症対策のため、ご来場の際および上映中は必ずマスクをご着用下さい。咳や発熱など、体調に不安がある場合はご来場をお控え下さい。※マスコミの取材が入る可能性がございます。
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【応募締め切り】
5月12日(木)23時59分
作品情報
1894年、フランス。ユダヤ系の陸軍大尉ドレフュス(ルイ・ガレル)が、ドイツに軍事機密を流したスパイ容疑で終身刑を宣告される。ところが新たに情報局長に任命されたピカール中佐(ジャン・デュジャルダン)は、ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見。上官に対処を迫るが、国家的なスキャンダルを恐れ、隠蔽をもくろむ上層部に左遷を命じられてしまう。全て失っても尚、ドレフュスの再審を願うピカールは己の信念に従い、作家のゾラらに支援を求める。しかし、行く手には腐敗した権力や反ユダヤ勢力との過酷な闘いが待ち受けていた。
<ドレフュス事件>
1894年、フランス。ユダヤ系のドレフュス大尉がドイツのスパイとして終身刑に処せられる。1896年に真犯人が現れるが軍部が隠匿。これに対し小説家ゾラや知識人らが弾劾運動を展開し政治的大事件となった。1899年、ドレフュスは大統領の恩赦により釈放。1906年に無罪が確定した。2021年10月には本国で、その生涯に敬意を表するドレフュス博物館が開館。マクロン大統領も来訪し「記憶伝承の場」と世界に訴えた。
『オフィサー・アンド・スパイ』
6月3日(金)TOHOシネマズ シャンテ他 全国公開
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー
原作:ロバート・ハリス「An Officer and a Spy」
出演:ジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ、グレゴリー・ガドゥボワ、メルヴィル・プポー、マチュー・アマルリック他
2019年/フランス・イタリア/仏語/131分/4K 1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:J’accuse/日本語字幕:丸山垂穂 字幕監修:内田樹