『かもめ食堂』『めがね』でその自然体な演技に女性たちから絶大な支持を得てきた小林聡美を主演に迎え、安倍照雄によるオリジナル脚本を、『愛を乞うひと』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』など、さまざまな視点から人生を描いてきた平山秀幸監督が映画化した『ツユクサ』が全国絶賛公開中! 本作では、主人公・五十嵐芙美を演じた小林聡美が40年以上の俳優人生でも経験してこなかったワイヤーアクションに初挑戦している。

とある小さな田舎町で、歳の離れた親友の航平や、職場の友人の直子や妙子たちと楽しく、日々を丁寧に暮らす主人公・芙美に訪れた、小さな奇跡を描いた本作。ほっこりと心温まる本作に、戦闘シーンなどに用いられるワイヤーアクションでの特殊な撮影が行われたのは、少し意外かもしれない。本作では激しいアクションシーンを撮影するためではなく、芙美の気持ちを最大限に表現するためにワイヤーアクションが用いられている。

芙美は、草笛をきっかけに出会った見ず知らずの男・篠田に惹かれ、馴染みのバーで顔を合わせるうちに、徐々に親しくなっていく。ついにお互いに気持ちが通じ合い、一緒に幸せなひとときを過ごすようになるのもつかの間、篠田はある理由から芙美のもとを離れ東京へと行ってしまう。芙美は篠田のことを忘れようとするが、募る想いは止められず、ある決心をする―。

新たな一歩を踏み出すことの喜びと、明日への希望に湧きたつ感情を、小林聡美が人生初のワイヤーアクションによって全身で表現した本作最大の見どころだ!

真っ青な空の下、漁港に向かって幸せそうに飛び跳ねる芙美の姿には、思わず見ている側までほっこり幸せな気分になる。劇場でこのシーンを確かめつつ、たっぷりと幸せな気持ちを味わってみよう。映画『ツユクサ』は全国絶賛公開中。

ツユクサ
全国絶賛公開中
配給:東京テアトル
©2022「ツユクサ」製作委員会 

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