あんな映画や、こんな映画のパロディーも登場!?
まさにカオスな、何でもありな世界観!
舞台は現代のロサンゼルス。子供の頃からの親友チップとデールはショービジネスで成功することを夢見て下積み時代を送り、見事アニメーションシリーズ「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」が大ヒット、一世を風靡しスターの階段を駆け上ることに。
しかし、デールが自分の番組を始めると言い出したせいでシリーズは打ち切りとなり、2人の人生は一変してしまう。そのきっかけとなる作品が「007」シリーズのパロディドラマ「00デール」(ダブルオーデール)。さらに劇中には、「ワイルド・スピード」シリーズのパロディ映画「ワイルドベイビー」や、“ミセス”ではなく「ミスター・ダウト」等のビジュアルが登場するなど、様々な映画のパロディが登場。カオスで何でもありな世界観が見どころの一つとなっている。
まさにマルチバース!? ポール・ラッド主演の映画『アントマン』が何か変!?
パロディの対象は、近年日本でも注目度が高まっているアメリカンコミック原作のヒーロー映画も例外ではない。本作には、1.5cmの最強で最小のヒーローを描いた映画『アントマン』に出演していた主人公アントマン役ポール・ラッド本人が出演。
アントマンのグッズを手に並んで、サインをもらいに来たファンに向けて「元々は“おばさん(アント)マン” おばさんにモテまくる超人ヒーローだった 笑えるだろ」と得意げにジョークを飛ばす。本編の終盤には遂に“Ant-Man”ならぬ映画『AUNT-MAN』(“おばさんマン”)も公開される。女性3人に熱いハグをされ、なんとも言えない表情を浮かべるポールのビジュアルも映し出される。まさに、現実世界とは違った、もしかしたらあり得るかもしれない宇宙――マーベル作品の中でも近年話題となっている“マルチバース”のような世界がそこに広がっている。
本作には、そのほかにも【バットマンVS E.T.】という予想不可能な切り口の、ヒーロー映画のパロディが登場したり、デールが参加しているイベントには、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のソーや、ワンダー・ウーマン、ハーレイ・クインのコスプレをした観客が映り込んでいたりもするので、本編を何度も見返したり、映像を止めながら探したりなど、配信コンテンツならではの楽しみ方もオススメだ。
ディズニープラスオリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』はディズニープラスで独占配信中。
『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』
©2022 Disney Enterprises. Inc.