2021年伊バーリ国際映画祭 最優秀主演男優賞を本作で受賞のティモシー・スポール主演映画『君を想い、バスに乗る(原題:THE LAST BUS)』より、キャスト・スタッフが語る特別映像が到着した。

本作のメガホンをとったのは、映画祭での受賞・ノミネート歴を誇る名監督として評価されるギリーズ・マッキノン監督。
国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)が、ユーザーが投稿したスコア・レビュー数をもとに発表する「6月第1週公開映画の初日満足度ランキング」で堂々の第2位を獲得した。

主演を務めたのは、ティモシー・スポール。
2021年夏にイギリスで公開され、英インディー映画界にて『ファーザー』『スーパーノヴァ』に続く第3位の興行収入を記録した。特殊メイクなしで実年齢より30歳近く年老いた主人公・トムを演じたティモシー・スポールは、同年イタリアで開催されたバーリ国際映画祭にて最優秀主演男優賞を受賞。そして、トムの最愛の妻・メアリーを演じたのは大人気テレビシリーズ『ダウントン・アビー』でミセス・ヒューズ役を演じたフィリス・ローガン。
本作は、最愛の妻を亡くした90歳のトム・ハーパーが50年暮らした家を離れ、壮大な旅に出る物語。トムが目指すのはイギリス旅行者憧れの聖地“ランズエンド”。道中で出会う雄大な景色とイギリスを代表する実力派俳優が紡ぐ愛の形は必見。

今回解禁となった特別映像は、本作の制作秘話をスタッフ・キャストが語る映像。

脚本を務めたジョー・エインズワースは、物語を思いついたのは父と義父の「バスの高齢者向け無料パスでどこへ出かけるか」という会話が本作誕生のきっかけだったと明かした。このとき“年老いた男のバスの旅”とメモを残し、数週間後にそのメモを見つけて物語を膨らませていったと当時を振り返る。

メアリー役を演じたフィリス・ローガンは、ジョーが書いたこの脚本について「本当にすばらしい。2人の年老いた夫婦の描写がすごく美しい。」と絶賛。そして、思いやりが何より大事だと言われる今の世の中において、「他者に優しくするのは意地悪するよりずっと簡単、だから人を思いやるべきだと思う。」と、この映画の物語が人間の優しさについて描かれていることに触れ、どうしても忘れられがちな”大切なこと”をこの映画で思い出してもらいたいというメッセージを本作に込めた。一方、主人公のトムを演じたティモシー・スポールは、“高潔な逃避”が本作のテーマだと語る。若い頃に逃げ出した場所へ、人生の晩年で再び戻り、自らが経験した悲劇に向き合うことでその逃避を取り消そうとする主人公トムに「目をそらし続けていた過去を受け入れるのは勇気がいることだ。」と思いを馳せた。フィリス・ローガンは、本作のテーマ「年をとること・愛・喪失」は全世界に共通するものだと語り、すべての人々にとって共感できるストーリーだと太鼓判を押し、「スコットランド人として出演できて光栄だ」と締めくくった。

何気ない会話から生まれたイギリスのある夫婦の愛の物語、是非スクリーンで見届けてほしい。

キャスト・スタッフが語る特別映像

画像: 映画『君を想い、バスに乗る(原題:THE LAST BUS)』特別映像(2022年6月3日より順次公開) youtu.be

映画『君を想い、バスに乗る(原題:THE LAST BUS)』特別映像(2022年6月3日より順次公開)

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あらすじ

最愛の妻を亡くしたばかりのトム・ハーパー(ティモシー・スポ―ル)はローカルバスのフリーパスを利用してイギリス縦断の壮大な旅に出ることを決意する。目指すは愛する妻と出会い、二人の人生が始まった場所―。行く先々で様々な人と出会い、トラブルに巻き込まれながらも、妻と交わしたある“約束”を胸に時間・年齢・運命に抗い旅を続けるトムは、まさに勇敢なヒーローだ。愛妻との思い出と自身の“過去”ばかりを見つめていたトムが、旅を通して見つけたものとは・・・?

映画『君を想い、バスに乗る』 (原題:THE LAST BUS)

2022年6月3日(金)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開中

出演:ティモシー・スポール、フィリス・ローガン

監督:ギリーズ・マッキノン
配給:HIGH BROW CINEMA
後援:ブリティッシュ・カウンシル
公式サイト:https://kimibus-movie.jp/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/kimibus_movie
#君を想いバスに乗る #君バス
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© Last Bus Ltd 2021
映倫:G区分

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