“日本の原爆研究”を背景に、 3人の若者の決意と揺れる想いを描いた300日の青春グラフィティが特別上映
2021年に公開され、主演・柳楽優弥、有村架純、三浦春馬の豪華共演で、”日本の原爆研究”を背景に、時代に翻弄されながらも全力で駆け抜けた若者たちの、等身大の姿を描いた『映画 太陽の子』。その特別上映が8月5日に実施されることが決定。本作監督の黒崎博、プロデューサーの森・コウ、浜野高宏をトークゲストに舞台挨拶と共に、本作のテーマに沿った“若者の未来を語らう”ウクライナ支援を目的としたトークセッションも同時開催される。
『映画 太陽の子』は太平洋戦争末期に存在した「F研究」と呼ばれる“日本の原爆研究”をベースに描かれた青春グラフィティ。監督・脚本を務めるのは「青天を衝け」など多くの話題作を手がける名手・黒崎博。彼が10年間大切に温め続けたこの企画に共鳴し、柳楽優弥、有村架純、三浦春馬、田中裕子、國村隼、イッセー尾形、山本晋也、そしてピーター・ストーメアが参加した。
音楽を手掛けるのは、アカデミー賞®5部門ノミネートの『愛を読むひと』のニコ・ミューリー、サウンドデザインに『アリー/スター誕生』のマット・ヴォウレスと、ハリウッドで活躍するスタッフ陣。さらに主題歌を、製作陣の熱い想いを受け止めた福山雅治が担当し、心に沁みるバラード「彼方で」で物語を深く彩る。日米共同制作の本作は世界からの評価も高く、アメリカのロサンゼルスで行われているアウェアネス映画祭で最高賞にあたる Grand Jury Winner を受賞、そしてハワイで行われているハワイ国際映画祭オフィシャルセレクションに選出された。
本作は太平洋戦争下の若者たちと科学者たちの葛藤を描いた作品だが、戦争の恐怖が世界を覆う今、決して過去の物語ということではない。このたび始動した『映画 太陽の子』10年プロジェクトは、広島・長崎に原爆が投下された8月に本作を上映し続けることで、ひとりでも多くの人に、核兵器の恐ろしさ、戦争の悲劇を知ってもらい、平和について考えてもらうきっかけになればというもの。個人と国家、理想と現実、家族愛、友情、役割、科学者としての倫理など、様々なテーマを含んでいるこの映画は、世代・地域・時代を越えていく力を持っているはず。未来のために今、出来ることから始めていく…そのきっかけを考え続けるプロジェクトだ。
【イベント開催概要】
『映画 太陽の子』10年プロジェクト FOR THE FUTURE 〜未来へつなぐ〜 トークイベント付特別上映会
■日程:8月5日(金)
■場所:シダックス カルチャーホール(住所)渋谷区神南 1-12-10 シダックス カルチャービレッジ 8F
■内容:『映画 太陽の子』特別上映+監督・プロデューサーによる舞台挨拶 (有料上映)/『映画 太陽の子』写真・衣装展示
■登壇(予定/敬称略):監督 | 黒崎博監督、プロデューサー | 森・コウ、浜野高宏
■時間:1回目 開場11:00 上映/舞台挨拶 11:45~14:00 頃終演予定 ※上映後舞台挨拶
2回目 開場15:00 舞台挨拶/上映15:45~18:05頃終演予定 ※上映前舞台挨拶
■主催:グローカル・コンテンツ・アソシエーション
チケット価格:1,500 円
チケット販売情報 URL: https://gca-tokyo.com/event/
チケット発売期間:7月14日(木)11:00 〜8月4日(木)13:00
©2021 ELEVEN ARTS STUDIOS / 「太陽の子」フィルムパートナーズ
映画公式サイト:https://taiyounoko-movie.jp/
イベント情報 https://gca-tokyo.com/event/
Twitter:https://twitter.com/gca_tokyo
上記イベントと同時開催されるのが、『映画 太陽の子』の製作プロデューサーの有志で結成されたグローカル・コンテンツ・アソシエーションによる、ウクライナ若者支援特別トークセッション。『映画 太陽の子』は太平洋戦争下で、原子物理学の研究に勤しむ主人公・修を中心に、3人の若者が未来へ向けてそれぞれの人生を駆け抜ける様を描いた青春群像劇。“若者の未来”へ馳せたその想いは、映画の枠を超えて生き続けるもの。そんな想いから今現在、困難な状況にあるウクライナの現状を知り、未来ある若者たちに向けて私たちに何ができるのかを考え、そして行動に繋げるトークセッションの開催が決定した。
【開催概要】
FOR THE FUTURE 〜未来へつなぐ〜ウクライナ若者支援特別トークセッション
■日程:8月5日(金)
■場所:シダックス カルチャーホール(住所)渋谷区神南 1-12-10 シダックス カルチャービレッジ 8F
■内容:ウクライナの今を知り、考えるトークセッション (入場無料・要事前予約)
テーマ① ウクライナの若者の今を知る
・新田氏による現地リポート
・ウクライナの若者とのトークセッション
テーマ②私たちに何ができるのか
・支援方法を考える
■時間:開場19:00 開演19:30~21:00
■登壇(予定/敬称略):在日ウクライナの若者・工藤ディマ、ジャーナリスト/ユーラシアビジョン代表・新田義貴
ヤフー(株)ウクライナ避難民支援担当 安田健志
■主催:グローカル・コンテンツ・アソシエーション
■ウクライナ展示協力: Kraiany 日本ウクライナ友好協会
■映像協力:Yahoo! Japan Creators Program
お申し込み情報 URL:https://gca-tokyo.com/ukraine/
お申し込み期間:7月14日(木)11:00〜8月4日(木)13:00
お席がなくなり次第受付終了。
イベント情報 https://gca-tokyo.com/ukraine/
Twitter:https://twitter.com/gca_tokyo
登壇者プロフィール
■新⽥義貴 ジャーナリスト/ユーラシアビジョン代表
92年NHK入局。報道局などでアジアや中東、アフリカなど第三世界が抱える問題に焦点を当てた番組制作を行う。09年に独立しユーラシアビジョンを設立。今年3月初旬からウクライナで40日間の現地取材を行う。
■⼯藤ディマ(クドリャフツェフ・ドミトロー) 在⽇ウクライナ人・声優志望
日本語を学ぶためビザを申請中に紛争が起きた。今年3月にビザがおりたため戦火を逃れて来日。現在大阪で日本語学校に通いながら声優を目指して勉強中である。
■安田健志:ヤフー(株)ウクライナ避難民支援担当
ヤフーのCSR部門で防災を中心としたプロジェクトを担当。侵攻後に日本に退避してきたウクライナ避難民のネットワーク構築を目指して奔走中。
■MC 浜野高宏(『映画 太陽の⼦』プロデューサー)